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俺よりヤバい奴に会いに行く。-岡井モノと全国のパチンコパチスロ異常愛者-
2023.04.21
ROUND8：vs下手のり子(ブロガー) 謎の存在に導かれながらステージを駆け上がる『漢気マルチクリエイター』？
岡井モノ：ライター兼パチ7編集部員(別館)
俺よりヤバい奴に会いに行く。-岡井モノと全国のパチンコパチスロ異常愛者-
「岡井さん、最近というかずっと気になっている人がいるからお話聞きに行きましょ」
「1年半ぶりの企画なのにしれっと動くんですね、今度はどんな人ですか」
「えーっとね、スロットカテゴリでブログ村1位を取り続けてる人で、YouTubeでもヒット動画多数、おそらく女性だけど男性かもしれなくて、単独あるいは複数で活動してる、もしくは一部そうとも言える……のかな？」
「編集長がアキネイターみたいに……ほとんどなにもわかってないけど」
(※アキネイター 思い浮かべているキャラクター名を当てる魔人、というwebサービス)
お久しぶりでございます。『俺よりヤバい奴に会いに行く』8回目、しれっと復活した不定期企画は今回も全国のパチンコ・パチスロ好きのへんな人にお話をうかがいます。
記事や動画でぱちんこの世界と関わる人々がいますが、有名ライターさんなんかはそれらをまたにかけて活躍される方も多くいらっしゃいます。そして表現の敷居も下がり誰でも自由にその愛や情熱を表現できるようになった結果、さまざまな逸材が登場するようになりました。
今回はそんな得体のしれない世界のなかでも、何者なのかよくわからないと噂のこの人。
▲Googleのおすすめでもよく現れる下手（したて）さん
今回のヤバい奴は下手のり子（したてのりこ）さん。Twitterをやっていたら、動画をみていたら、ネット検索から、もしかしたらどこかでめぐりあっているかもしれないスロッターさんでございます。
このアイコンをみたら、あぁどこかでと思った人も多いはず。そして同時にこの人って結局なんの人なんだろうという気持ちが湧いてきます。私も取材前に色々調べましたが、結局なんの人だかわかりませんでした。へんな人だったらどうしようと不安な気持ちで取材した結果、本当にへんな人だったのである意味安心です。
下手のり子のヤバみ
▲ブログ村でいっつも大体1位の『のり子の下手スロ！』
★スロットブログ村ランキング1位『のり子の下手スロ！』を運営
★YouTubeチャンネル『のり子の下手スロ劇場』は数十万再生動画多数
★都合よく稼ぐ方法を教えてくれる人が出現する
★上司の記事を書いたらなぜかブログが大炎上
★肝臓は飲み過ぎて壊した
「こんにちは、今日はよろしくお願いします。あっ、お一人なんですね、プロフだと下手のり子はユニット名ですとか巨漢ですとか書かれてて、いろんな意味で怖いなと思ってたんですが……」
「いえ、ユニットです。1号はシャイなんで今日は代表して2号が来ました」
「えっ、そうなんですか？ ちなみに過去1号さんが表に出られたことは……？」
「ありませんけど」
「思ってたよりヤバい人が来ちゃった……」
犯行動機みたいなきっかけ
「ブログ、動画と多方面で活躍されている下手さんですが、まずはパチンコ・パチスロをはじめたきっかけから教えていただければ」
「はじめて打ったのは、高校を卒業して友達5人くらいとパチンコ海物語を500円分打って、当たらなかった思い出がありますね」
「それはパチ好きな友達に誘われてみたいな？」
「いや、もうオトナなんだからパチンコくらい打とうぜみたいな勢いでした。特別興味も持ちませんでしたから、それから10年くらいはパチンコ店に近寄りませんでしたね」
「ああ、単なる成人イベントの一環としての経験みたいな。でもある時からパチスロを打ちはじめるんですよね、どういったきっかけで？」
「普通に働いてたんですけど、ある時道端であまり仲良くない上司に会って、話してたらパチスロ稼げるよって。お金欲しかったし、まぁやるかってことでパチスロ5号機『スーパージャックポット』に手を出しました」
「誘われるがまま軽い気持ちで、遊ぶカネ欲しさに」
「はい、遊ぶカネ欲しさにやりました」
「“遊ぶカネ欲しさにやりました”は犯行動機の言い方なんですよ」
▲事情聴取を受ける下手容疑者の構図
「で、その上司がパチスロの設定推測とか天井期待値とかを教えてくれたんですけど、めちゃくちゃスパルタな人で当時は泣きながら打ってました」
「ああ、何を根拠にこの台打ったんだよ！ と詰問されるみたいな、怖ッ(笑)」
「ホントに知識も無くて調べ方もわからなかったんで、Yahoo知恵袋みたいなところで質問してましたからね。番長2の天井と恩恵は何ですかみたいな」
「パチスロはちょっと検索すれば解析ページとかヒットするのに、なんで知恵袋で聞く人がいるんだろうと思ってたんですけど、アレ下手さんみたいな人が投稿してたんだ」
「もう全然わからなかったんですよ(笑)」
抱き合わせ販売と変な台に惹かれて
「スパルタ教育を経て、一番勝った機種って何になるんですか」
「『ミリオンゴッド-神々の凱旋-』ですね、当時は力入れてる店があったんで猛烈に勝ちました」
「猛烈に」
「今は動画用の投資みたいな部分もあるので、トータル収支的にはトントンかちょいマイナスくらいなんですけど」
「ノーマルタイプ、たとえばジャグラーとかは打たないんですか？」
「打ちますよ。もう目押しとかしたくない、ただランプが光るところがみたいって気持ちで打ってます」
「スパルタ教育の結果、目押しに拒否反応が出ている」
「えーっと、では一番好きなパチスロと言うとどんな機種になるんでしょう？」
「あー、いや気分によって変わるんですよね。なんだろ、『パチスロ化物語』かな。気持ちが盛り上がってる時は『絶対衝激Ⅱ』になったりしますけど」
「一番好きなって言ってるのに気分で変わるのはおかしい気がしますけど、まぁ甲乙つけがたいということですかね。化物語はどこが好きなんですか、原作ファンとか？」
「いや、抱き合わせ販売だったのにちゃんと面白かったって感動して、あとAT中走らないんですよ、ちゃんとかわいい！ ボタンもブルブルするし！」
※下手さんの見解です
「そこ？(笑) 上乗せ性能とかじゃないんですね。じゃあ絶対衝激Ⅱは？」
「通常時はアニメ絵でかわいいんですけど、ATに入ると急にポリゴンモデルになってすごい不安定な気持ちにさせられるんですよ！ ある意味そこが絶対の衝撃、たまらないですね！」
「下手さん着眼点どうかしてます」
▲下手さんのパチスロ人生を彩った名機たち
下手のり子が巨漢おっさんグループになった理由
「下手さんの実態についてお聞きしたいんですけど、パチスロ打ってブログ書いて動画の撮影編集して、あぁ料理の動画もやってるんですね。全体的に謎なんですよ、会社勤めもされてるんですか？」
「一応仕事はやってるんですけど、もう軽い仕事にさせてもらってて、パチスロ関係を本業にしようかなというところなんです」
「あぁ、そうなりますよね。でもユニットで活動されてると聞いてましたが、なんかプロフには巨漢ですとか書いてあるし」
「あっ……ハイ、ワタクシはキョカンです、ユニットでカツドウしてマス」
「……目の前にいる下手さん。どうみても巨漢じゃないんですけど」
「キョカンのグループユニットでス」
「そんなわけないですよね、急にキャラ作りだしたし」
「いや、この活動してるとアンチというか、この収支嘘だろとか本当はおっさんだろとかけっこう言われるんですよ。いちいち反論するのも面倒なんで全部ハイそうです、稼働内容はフィクション、中身もおっさんでございますよって言ってたら……」
「巨漢のおっさん複数で構成される下手のり子が誕生していたと」
「はい」
「(笑)」
謎アドバイザーの助言で収益爆増
「いろいろ発信活動されてますが、その原点はブログですよね。はじめはどんな感じだったんですか？」
「一番最初は2012年くらい、無料ブログサービスではじめました。自分のための収支記録みたいな感じで書いて、そこから次第に日記調に変化していってコメントもらえるようになって」
「もともとは誰かに見せるためとか、人気が欲しいとかではなかったんですね」
「そうなんですが、ある時にブログを収益化できるよって教えてくれる人がいて、おいおいブログで稼げるのかよと驚きましたね。そこからすみやかにブログも移行しました」
「何欲しさに移行したんですか？」
「遊ぶカネ欲しさです」
「もう言わせてるじゃん」
▲ノリがいい下手のり子さん
「でもそうなると、見てもらえるブログにしなければというマインドになりますよね」
「最初はいろんな人のブログを参考にしましたが全然伸びませんでした、そんなある日こうしたら伸びるよってやり方を教えてくれる人が出てきて──」
「……あの、節目節目に都合よく金稼ぎの方法を教えてくれる存在が出てくるの、なんなんですか？」
「パチスロ稼働・ブログ収益化・ブログアクセス増、知恵を授ける複数の巨漢が取り巻いてるのが嘘とも言えなくなってきましたね」
「ねぇ、なんなんでしょう(笑)」
「具体的にはSEO対策的なことをやったんですか？」
「そういう専門的な対策ってイメージはなかったんですけど、パチスロの話だとわかるように記事タイトルを変えようみたいなレベルの話でしたね。でもそうしたら収益が10倍くらいに変わりましたね」
「おおっ、それはすごい。今もけっこうGoogleディスカバーとかでピックアップされてますもんね」
「稼働のことを毎日更新にしようというスタイルになりましたね、あとGoogleが嫌いかもしれないワードを入れないようにしたりとか」
「Googleが嫌いなワード？」
「“脳汁”みたいな、そういう意味じゃないけどちょっと18禁っぽい要素とか、あと水着の演出画像とかも肌色が多いとこれはまずいかもと白塗りしてコンプラ対策って感じで」
「あぁ、そこは盲点かも。効果があるのかはちょっとわからないけど、面白い考えですね」
「記事内容的にはどうですか、これは書かないって決めてることとか」
「台とかお店の文句は書かないですね、炎上商法みたいなのって先を見据えた場合に衰退していくと思っているので」
「経営者の視点だ……」
「自分が嫌いな機種でも他に好きな人がいるはずなので、そこをみつけたいなって思います。どうにもみつからなければ、そもそも取り上げないです」
「素晴らしい」
▲素晴らしいブログ『のり子の下手スロ！』
大切なのは読者です(キリッ)
「下手さんのブログで特に思い出深い記事ってあります？」
「パチスロを教えてくれた師匠、といっても友達の間柄なんですけど、その人との思い出を友達ノリでイジりながら書いたら炎上した記事ですかね。お世話になってる人を雑に扱うな、オマエみたいなヤツとは絶対友達になりたくない！ みたいに言われて」
「えっ、その題材でそんな炎上します？」
「あまりに言われまくるからその記事消したんですよ、炎上して自分の意思で記事を消したのは後にも先にもその一件だけなんですけど」
「まぁ特にネットだと過剰に期待したり神聖視しちゃう人もいますから。『下手さんはそんな人じゃないと思ってた』みたいに裏切られた気持ちなんでしょうかね」
「ねっ!! 勝手に期待しておいて裏切られたってなんだよって話だよ、ねぇ!?」
「……編集長はなんか嫌な思い出でもあるんですか？」
▲のり子の下手スロ！より アンチの人も毎日見てください。
「えーっと、では一番伸びた記事はなんでしょう」
「はじめてリゼロのロンフリを引いた時ですかね、11万PV超えたのをおぼえてます。当時はロンフリの報告なんてほとんどなかった時期だったと思います」
「6号機初期、リゼロが大人気だった時期ですね。1/20万の確率を引いたとなればみんな気になりますよ」
「他の上位は万枚出たときの話とかですね」
「個人がテキストで更新を続けるって今だと珍しい部類に入ると思うんですけど、どこかでやめようとは思わなかったんですか？」
「コロナ期とグーグルアップデートが重なったときがあって、ブログの収益ががくっと下がった時期があったんですよ。そのときにまわりのブロガーさんもやめる人が多かったんですけど──あ、イイ話になりそうなんですけど、いいです？」
「いいですよ、金稼ぎの方法ばかりじゃない下手のり子をみせてください(笑)」
「毎日書いてると毎日コメントしてくれる人もいるんですよ。ほかにも何年ぶりに読みましたとかの反応もあって、読んでくれる人がいるんだなぁと。なんかこう、遠ざかっていたパチスロの入り口になれているなんて、いいことだなと」
「いやぁ、イイ話だなぁ」
「でも一番の原動力はお金なんですよね？」
「あぁ、うん？ いや、ちょっと考えさせてください、なんかキレイな話にしたい……。そうですね、一番のモチベーションはやはり読んでくれる読者の存在ですね。そういう人のために私はがんばってます(キリッ)」
「いまさらキリッしても遅いかも」
「さっきから収益がどうのって話しまくってましたが」
「ちょ、ちょっとやめてくださいよ、守銭奴みたいな言い方はッ!!」
「いや、別におかしなことじゃないと思いますよ。どっちも本当なんですよね。読者も大事ですし、ブログを継続するために収益も大事にしてる」
「お金大事です(キリッ)」
「(笑)」
文章のルーツ、絵のルーツ
「わたしはもともとは小説家になりたかったんですよ、一本も小説書いたことないんですけど」
「絵は経験があったんですか？」
「いや、全然絵とか描いたことなかったんですよ。当時のブログ界隈って感情表現にアニメとか漫画の絵を転載するスタイルの人が多かったんですけど、著作権で訴えられるブロガーさんなんかもいて、著作権コワいなと」
「著作権コワい(笑) ああ、じゃあ必要に迫られてと」
「そうなんですよ、だから最初のほうなんて特にひどい出来なんですけど」
「いや、でもこれだからこそ下手さんだっておぼえてもらえたんじゃないでしょうか」
▲ブログや動画を彩る魅惑のタッチ
「なにか活動の参考にしている人はいるんですか？」
「いま参考にしてる人はいないんですよ。ホントの最初はブログも動画も有名な人のを意識したりはしたんですけど全然伸びなくて、やはり個性の無い二番煎じじゃダメなんだなと思うようになってからは我が道を往くスタイルです」
「おお、そういえばYouTubeの開始はいつからですか？」
「2020年の6月からですね。コロナで家にひきこもらなければいけなかったし、ブログも収益なくなるしでやることが無くなってたんですよ。そのタイミングで動画はスマホひとつでもできるよと教えてくれる人が──」
「また知恵を授ける存在が絶妙なタイミングで登場した」
「ヒカキンみたいな人でした」
「ある意味日本YouTubeの神が」
「それで料理動画をはじめたんですけど、全然みてもらえなくて。じゃあパチスロの動画もやってみるかと、そっちにシフトしていきました」
「最初は料理がメインだったんですね」
「今もメインは料理ですよ、料理チャンネルです、料理でひと山当てたい」
「心が射幸性に支配されてるじゃないですか」
▲自称料理チャンネル『のり子の旅＆料理TV』
▲……料理？
YouTuber下手のり子
「もう10万再生とか連発してますけど、料理動画から苦戦が続いて、どこでハネたんですかね」
「それまで動画は短く編集して出してたんですけど、ある時から20分以上の動画にしようかなとやってみたら、なんか伸びましたね」
「あまり短いとYouTubeのオススメに載りにくいとか、いろいろありそうですよねそのへん。動画へのこだわりは何かありますか？」
「ブログと同じなんですけど、ディスらないってことですかね。あとどれだけ勝っても負けても『その日の自分の稼働が楽しいと感じなかったら』動画にしないです」
「ほぅ、YouTuberさんは○○枚の大勝ちとか大爆死とか好んでやるイメージもありますが。じゃあボツになった動画もかなり多いんじゃないですか？」
「動画撮っても基本8割ボツです」
「えぇ!? もったいない」
「でもその実戦はブログに書いたりするんで、二段構えにはしてます」
「あぁなるほど、二毛作だ。そこはブログを持ってる下手さんの強みかも」
▲基本8割ボツと噂のチャンネル『のり子の下手スロ劇場』
「ちょっと変な話ですけど、再生数伸ばすために女性アピールみたいなのをしようとは思わなかったんですか？ あくまでパチスロ機を主役にしたいみたいなことですか？」
「いや、自分がアイドルみたいな顔してたらガンガン出してましたよ。でもキレイな人が顔出しでパチスロなんて動画はたくさんあるし、だったら自分がやるとしたら漢気ツッパかなと」
「漢気ツッパ」
「そりゃ私が美人ならめちゃくちゃ顔出しますよ、マスクなんかしてやるもんかよと。でも私が勝負できるのは漢気なんですよ、酒なんて飲みすぎて肝臓壊しましたからね」
「えっ、肝臓イっちゃったんですか!? それは漢気とはまた別な気がしますけど……」
▲下手のり子の漢気(？)稼働
「来店業務で稼ぎたいみたいな気持ちはないんですか？」
「私の場合は来店で稼げても一時のものだと思うんですよね、将来的にそれで食べていけると思えないので。あっ、でも呼ばれれば行きます、むしろどこかの法人さん呼んでください！」
「スタンスがあやふやだ(笑)」
肝臓以外は強い
「お話してきて、パチスロが好きっていうのが活動の原点であることは間違いなさそうですけど、ご自身が楽しいと感じる時ってどんなときですか？」
「ええっと、特化ゾーンに入ったときとか……」
「意外に普通、というか素直」
「この親しみやすさが魅力なんだろうな」
「パチスロ以外の趣味はあるんですか？」
「ドライブが好きで、旅打ちとかもやってたんですよね。ただこういった時世ですし、珍台があるお店とかも無くなってしまって」
「あぁ、そうですよね、珍古店が無くなるとか、機種構成の画一化が起こるのは良くないですよねぇ」
「昔は珍しい台があるお店の情報を聞きつけたら、3、4日かけて駆けつけて旅打ちしてたんですけどね」
「パチスロへの情熱もバイタリティもすごいですね、肝臓以外は強靭なんだなぁ」
「肝臓だけは、ハイ(笑)」
下手のり子でございます。グッズ販売中!!
「今後の目標というか、やってみたいこととかはありますか？」
「ありがたいことに動画視聴者も増えてきたんですけど、チャンネル登録者全員がみてくれるような動画づくりをしたいですね。それでゆくゆくは1千万人とか登録してくれないかなと」
「雑で強欲な数値目標(笑) まぁそのくらい目標は大きいほうがいいのか」
「なんだろう、承認欲求が強い人って感じもしないんですけど、ホールでみかけたら声かけてほしい派ですか？」
「ウェルカムですよ、でもホールにもこの格好で行ってるのにぜんぜん声かけられないんですよ!!」
▲下手のり子Tシャツ＆パーカー
「いや承認欲求の塊みたいなファッション」
「Tシャツ、パーカー、その他下手のり子グッズ、SUZURIで販売中です!!」
「ここで商売しないでください」
「これ着て打ってても、お店の人にすら気づいてもらえないんですよね、下手さんどこで打ってたんですかみたいに言われて」
「(笑)」
▲SUZURIで展開される下手のり子グッズ、金で買えます
「いまのパチスロ業界に思うことってあります？」
「あー、通常時は全然聞こえないのに、ATに入ると急に爆音になるみたいな調整はどうにかしてもらえたらなーとは思いますね」
「わかります」
「一応メーカーさんも対応すべく動いてはいるんですけどね、その点は今後どうにかなるとかならないとか」
「あとはお店がイベント告知をして欲しいですね、4号機時代にはあったって聞くんですけど体験したことなくって。高設定の札が刺さるとか天国じゃないですか」
「あぁ、ガセも多かったですけどね。それも含めて店との読みあいというか」
「そうなんですね、でもそれも面白いかも」
「今は公約みたいな時代になってるので、ガセ札とか刺したら炎上しそうですけどね」
「最後になにか読者さんにメッセージがあれば!!」
「料理動画・ブログ・あとSUZURIの通販もあるので、よろしければのぞいてみてください」
「宣伝……ッ」
「SUZURIはけっこう素材もいいですよ、買ってください!!」
「そんなにまでして、一体何が欲しいんですか？」
「遊ぶカネ欲しさです」
「言わせるな」
▲ポーズに異様なこだわりをみせた下手さん
下手のり子はヤバい奴だった。
以上で今回のインタビューは終了です、下手さんはサービス精神あふれるエンターテイナーでしたね。ただ節々に得体のしれない謎の人物が現れる等、ヤバい奴部分はまだまだ多そう。
文章も絵も、動画も手掛けるというのはクリエイターとして時代にマッチした存在です。タイミングもあったと思いますが、下手さん自身が対応力と柔軟性がある人なのでしょう。隙を見ては収益化のアドバイスをしてくれる謎の人、私にも出現して欲しいですね。
★下手のり子語録
・パチスロの入り口になれれば幸せ
・低アルコールチューハイで肝臓壊しました
・遊ぶカネ欲しさにやりました
俺よりヤバい奴に会いに行くの8回目はマルチに活動するクリエイターさんでした。文章や動画にとどまらず、今後もさらに活動の場を広められるかもしれません。パチンコ・パチスロも今や玉やメダル無しで遊技ができる時代、表現活動の新たなステージにも下手さんに参入いただき、収益化して欲しいものですね。
次回はどんなヤバい奴が出てくるのか、今から私も楽しみです。
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- 岡井モノ：ライター兼パチ7編集部員(別館)
- 代表作：オカイ☆サロン
学生時代友人に連れられ、はじめて『ジャグラー』を打って負けたその日、悔しくてなぜか『サバンナパーク』のゲームを買った異端の猛禽。パチ７自由帳において「何か変なヤツがいるな」と思われていたが、何か変なヤツのまま編集部に捕獲されたトリックプレイヤー。日本全国を旅する渡り鳥としての経験を活かしたコラムを、旅情たっぷりに綴るかと思わせながら特にそういうコラムを書いたりはしない。今日も今日とて奇策縦横。
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パチスロ
コメントは全部チェックされてるみたいですよ、是非またコメントを書いてみてください！
ちょっとお金の話強調し過ぎたけど、下手さん織りなす個性的なコンテンツもイイ感じです。なんと視聴は無料!!
と伝えてください。