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お上との癒着
お上との癒着
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枠下蒼7さん
オリンピア、ネット、エレクトロコインジャパンで営業担当。遊技機販売業者では裏モノの製造、販売も経験。ホールスタッフ、パチス◯マニアックスでのブロガーなど多方面から業界に関わってきました。 Twitter:@wakushita_shion ヤンデレ好き - 投稿日:2023/06/18 00:25
新台入れ替えを行ったときに警察検査を受けることは、ご存知かと思います。地域によって多少の違いはありますが、概ね以下の流れです。
①ホールが所轄の担当部署に入れ替え申請書類を提出。
②不備がないかチェックされる。
③ホールへ納品、設置。
④指定日時に警察検査を受ける。
⑤問題がなければ許可が降りる。
⑥無事、開店へ。
④については、定休日に行う地域もあれば、営業中に行い検査後に開放する地域もあります。岐阜県の場合は必ず定休日を挟まなければ新台入れ替えは出来ません。名古屋市は年中無休、営業中に検査を受けることが出来ます。
そのため、岐阜県では新台の最速遊技可能日は火曜日となり、名古屋市では月曜日となります。この一日の差が、モヤモヤしますね。
さて、今回のお話はオリンピアに在籍した1990年代後半の頃です。警察とホールの間に癒着はないの?と疑問に思う方もいるかと思います。結論から言えば、ありました。もちろん、金銭のやり取りで収賄罪で逮捕案件になることもあります。体験したのは、いかにも地方だなぁとか、微妙だなぁと思えるものでした。
警察検査ですが、制服姿の警察官が来るわけではありません、私服です。検査内容は書類に記載された設置場所と遊技機の型式や番号が間違っていないかを確認。担当者によっては、実際に打つこともあります。問題がなければ、無事に開店となります。
さて、ここの何処に癒着があるのか? それは、担当者が到着したところから始まります。担当者は店舗責任者に車のキーを渡します。
「ああ、車を駐車場に入れておいてくれ」ということですね。いやいや、考えてくださいよ。ほとんどのホールが平面駐車場であり、さらに定休日なら駐車スペースが見付からないのは不自然ですよね? 出入り口の近くに駐車することも可能なわけです。では、なぜ車のキーを渡すのでしょうか?
検査が終わり担当者が帰ります。すると、どうしたことでしょうか。後部座席には・・・
新聞紙に包まれたタバコが1カートン入っていたり、ビールが1ケース入っていたりします。入手困難なオモチャのこともあります。
「誰だよ、勝手にこんな物を入れたのは。本官が没収する」
おわかりでしょうか。タバコなどの嗜好品を渡すことで、警察官への心象を良くしているのです。しかし、直接渡すことはいけないので、車を移動させてもらうためにキーを渡したら、知らない物が入っていたということにしているのです。
まるでパチンコの3店方式のように直接関与していませんよという見事な流れです(笑)
こうすることで何の恩恵があるのか? 例えば抜き打ち検査がある時に前もって教えてくれたり、書類に不備があって検査が間に合わない時に便宜を図ってもらうこともあったらしいです。
いつの時代でも、権力に逆らってはいけませんね。
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枠下蒼7さんの
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このコラムへのコメント(6 件)
頭の悪いコントなんですよ。
本当は勝手に没収したらアウトなのにね。
の狂おしい程の白々しい感大好き。
所詮、国家の○も利を喜ぶ人間ですからね。
○らしく、エサに尻尾振る辺りが微笑ましいです(問題発言)
賄賂ですが、なんだか微笑ましいとも感じてしまうのですよ。
あくまでも「車の移動を頼んだだけ」なんですよね。
2000円程度で済むならホールとしても安いもんですよ。