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遊タイム機が導入されてから変わった事
遊タイム機が導入されてから変わった事
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シヲンさん
2019年に神奈川に移住。 5号機からの打ち始めなので古い機種は詳しくないです。 2011~2015年頃は専業だった経験有りますが、今となっては社畜の為ライトユーザー。 2021年5月6日時点で無職になる。 のんびりと楽しみながら書いていこうと思います。 Twitter:@atarazu_tenjou - 投稿日:2021/06/16 00:08
初めてお題帳カテゴリのコラム書きます。
あくまで個人的感想だけを取りまとめる事をご容赦いただきたい。
端的に率直な意見としては
「無い方が良い」です。
【遊タイムが強すぎる救済機能になっている機種が多い】
これによって通常ベースを上げてしまうと、強い恩恵の遊タイムまでかかる投資分を回収できない故にホールが儲からない。
パチンコは結局の所どれだけ回るか?に依存するしか無いゲームなのは間違いありません。勿論機種ごとにボーダーは異なりますが、当たりまでに施行する回転数が打ち込んだ玉に対して多ければ多い程良い台の証です。
遊タイムから発動する救済措置も機種ごとに異なりますが、個人的に恩恵が大きい機種と小さい機種をまとめてみました。
上記の一覧を見ると明らかなのは、救済措置の恩恵が大きすぎる機種が多すぎるというところです。これによってハマればハマる程ある程度まとまった出玉を獲得できる契機が増えている事が伺えます。
ではこれが悪い事なのか?
大量獲得契機がハマればハマる程期待できる現行の機種はユーザー側からしたら
◯遊タイム狙いという選択肢が増えて勝てる要因が増えた
◯ある程度投資が増えてしまっても返ってくる要因が増えた
というメリットがあります。ですが同時に発生したデメリットとしては
✕ハマるまでに投資がかさんでいる状態で救済機能発動前に当たってしまうリスクを背負う
✕そもそも台の調整が悪く必要以上に投資が膨らんでしまう
中でも問題なのは【✕そもそも台の調整が悪く必要以上に投資が膨らんでしまう】事です。
前述した通り回らなければいくら良い台でも打てば打つだけ損してしまうのでそもそも動かないという現象につながってしまうのです。動かなければメリットもクソもありません。あくまでメリットは前提として、その台がある程度は回る事が必要になるからです。
動かなければホールは利益を出せないので、釘の調整が良くなる事は無く、最悪の場合スロットを併設しているところではスロットの設定が入らなくなるなどの二次、三次被害も起こりえると考えています。
するとどうでしょう。
単純にそのお店に行くことって無くなりますよね。
もしくは引退しちゃいますよね。
ユーザーが居なければお店潰れますよね。
経営体力の少ない法人が淘汰されてしまいますよね。(これはある種良い一面もあるが…)
と偉そうに書きましたがここまでは周知の事実。
なので私個人としては、救済機能発動の回転数をより深いところにする事をするのが良いかなと思いました。
『遊タイム』が作動する規定回数は、大当たり確率の分母2.5倍~3.0倍以下。大当たり確率1/300のパチンコ機を例に挙げると、通常遊技で750~900回転を消化した際に『遊タイム』を設けることができる。『遊タイム』の時短回数は日工組の内規で、大当たり確率の分母3.8倍以下と定められているため、最大1,140回転まで付与することができる。
※WEB GreenBeltより抜粋 https://web-greenbelt.jp/post-36802/
大人のルールで私のこの考えは出来ませんね。
だとしたら救済機能を強くしなければ良いのでは?
現在高射幸の機種が多く出てき始めており、そのうちの大体が一種二種混合機です。
つまり時短という名のほぼほぼ確変がすっ飛んでくる事がほぼ確約されてしまう様な状況が生まれてしまっているのです。
メーカーは高射幸機の方が売れるし、ユーザーにウケるから出したい。
ホールは青天井でハマるだけ利益に直結してくれる訳ではなく、むしろ赤字が出てしまうかもというリスクを抱えた爆発のトリガーを抱えている機械を扱いきれていない、または扱えるだけの経営体力が無い。
「あとじゃあ毎日ラムクリすれば良いのでは?少しでもリスクは軽減できるよ。」
軽く言いますけど、ラムクリだってめっちゃめんどくさいんですよね。昔良くDaiichiのラムクリで間違えて玉抜きしちゃったのを思い出しました。めんどくせえったらありゃしない。(これ共感してくれる人いたら嬉しい)
すみません少し脱線しました。以上の事から、遊タイムの登場はある種業界にとって挑戦的な部分があったのか定かではないですが、遊タイム搭載機を扱い切れるホールが少ない以上は業界にとって『害』でしかないと思っています。
あったとしてもほぼ大当たり濃厚レベルの救済機能ではなくGANTZ極み位のチャンスタイムでいいんじゃないかなって思います。そもそもそこまで0回転から一人でデータランプのビルを建築するのは自己責任ですし、ベガ立ちするガキも少なくなります。
また根底から覆す様な事を書きますが、いくらベースが高いからといって一日通して打ったら必ず勝てる訳では無いので、通常時にある程度回る調整さえしてくれれば正直CR機時代の様に青天井でも全く問題ないです。
仮に遊タイムの救済措置に到達できたとしても、大事なのはその後ですしね。
実体験を元に例をあげるとエヴァ真紅で朝一遊タイムでした。
4R確変でした。
STスルーしました。
「遊タイムあるしいっか」
「通常の抽選ほぼパスできるからいっか」
ユーザーは常に自分の都合の良い理屈で打つものです。
打つ理由付けに遊タイムがあっても結果これでは意味が無いんです。
最初から遊タイムなんてなければ好きな時に辞められるんですよね。
救済前にゴミみたいな通常引いて終わるあのやるせなさも感じなくて良いんですよ。
そもそも救済なんて無ければこういったストレスの倍プッシュなんて特化ゾーンに入る事ないんですから。
某有名YouTuberの方もおっしゃっていましたが、遊タイム非搭載の方が調整に幅が作れてメリハリが出せるとおっしゃっていました。
三共がコードギアス、ヴァルブレイブと遊タイム非搭載機を出している事はそういった市場のニーズをきちんと理解されているからだと。
私もこの意見には完全に同意します。
今までパチンコを打ってきた方が、一度はあったらいいなと思った天井救済機能の遊タイムは実現されましたが、無かった時より状況酷くなってんじゃんという現実に向き合う必要があります。
三共さんの動きに続くメーカーさんが増える事を切に願います。
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シヲンさんの
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このコラムへのコメント(3 件)
コメントありがとうございます!
今後牙狼の遊タイム非搭載機、ビスティのヤマト、めぞん一刻と比較的ホールが回す事ができるであろう機種が出てきてくれるので、この流れがどんどん流行ってほしいものです…。
パチスロだと払い出しに対する役物比率があったと思います。
ボーナスでの払い出しが何%になっているかってやつです。
天井が強力すぎる機種、果たして天井払い出しを何%ぐらいの割り振りにしているのでしょうか。
例えば天井で5000発の期待値があるとします。
ホールはその5000発を加味して釘をガチガチに締めます。
1Kで25は回せる機種でも15程度しか回さない調製にしてきます。
釘と一緒にホールは自分達の首も絞めてることに気付けよと。
本来はハマリ救済が目的のはずなのに、ハマリ目的になっている時点で遊タイムの在り方が崩壊してます。
遊タイムの是非という部分から一歩踏み込んだ提案、興味深く拝見させていただきました。掲載された現行機種の恩恵一覧も合わせて説得力が増しておりますわ!
最後に書かれていますが、遊技者が一度はあったらいいなと思った機能が現実のものとなった今、改めて考えなければいけないこともありそうですわね。