猛烈に打ちたい「打たなかった台」

思い出のある台を語ることはできても、思い出がない台は語ることができません。

ところがどっこい

・なんであの時俺は打たなかったんだ(血涙）
・もっとマジメに遊べばよかった
・二十年・・・いや十年はやく生まれておれば

という感じに、「打たなかった・打てなかった・打ったけど思い出が無かった」台の中で今さら後悔してる台がそこそこありまして、供養と未練断ちをするために書かせていただきとうございます。

まずは一恨

【紹介台】
CRナポレオン‐獅子の時代‐　（豊丸・2011年）


【スペック概要】
当時の流行りなのか、MAX機からライト甘まで多種多様なスペックが一度に販売されてたようです。特にライト甘のAMAXは通常時は「1/129.8で確変時は 1/124.1」なのに「ST回数50回」その代わりにヘソ電チュー共に「50%が16R1860玉」という、豊丸らしい革新的変態スペック

【打たなかった理由】
当時は原作を知らなかった。



【懺悔という名の愚痴】
原作は今でも連載されている長谷川哲也のナポレオン漫画。

この漫画が良い具合に史実よりエンタメを優先して事実を捻じ曲げていて大変面白い。しかも花の慶次に勝るとも劣らない「漢（おとこ）」達の物語でして、なかなかに

という感じでして、数年前から愛読書の一つになっております。ただ転落していくナポレオンは見たくないので最近は買ってません。

　そんなこんなで「好きな原作のパチンコが打ちたくなる」のがパチンカーの性でして、それとなく調べてみたらあったんですよねえ、しかも10年近く前に。

　しかも売り文句が「原作者の全面協力により初の映像化」で「本機だけのために書き下ろした多数のイラストを使用」かつ「ファンにはたまらない仕上がり」などと言っておりまして、ファン心をくすぐる。そのファン心をくすぐるのが今の私には拷問です。「革命軍は地上最強」役物なんて見たくてしょうがない。あんなのを目の前で見たらドキドキです。胸が

　しかも更にキツイことに、当時私が打っていた立川には変態スペックが、更にたまに行っていた新宿のア●●ンには常人スペックが置いてあったのを何となあぁぁく覚えているのが更に後悔のタネになっております。特に変態スペックの方は「なんだこりゃ！？」と驚いたこともあり、「そのうち打つか」と思っていたと記憶しております。
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　こんな感じで「あん時打っとけば良かったなあ」「打ちたかったなあ」という台を時々書きながら、未練を断って現実に向き合い、いま在るCR機を最後の最後まで打ちたいなあと思います。いまある台を将来の供養の対象にせんように。

　「なんでアイン？」とお思いでしょうが、昔は「調子のいいバタ臭い親父」としか感じてなかったアインが「家族（娘）の為に戦い最後の最後までカッコいい姿を貫き通した漢」と自分の中で評価が爆上がり中なのでなんとなく。

〈了〉

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