ヒミコスタイル(エール)

突然ですが「エール」というパチスロメーカーをご存知ですか？ 「志村けんの朝ドラじゃないの？」「ホール景品のチョコレートだね」「かぼちゃワインでしょ」とか言われそう。

パチスロメーカー「エール」は5号機から参入。フィギュア付きパチスロ「戦慄」でデビューし、ご紹介する「ヒミコスタイル」であっさりと幕を閉じました。

リール下部に小さな液晶、上部には特徴的なフィギュアがあります。このフィギュア部分は三分割されており、ヒミコ様、スサノオ(ロボット)、宝箱(勾玉)でチャンス演出時に活躍します。

スペックは二種類のBIG、REGとオーソドックス。RTが搭載されています。400枚以上の払い出しがある赤BIG。払い出しの少ない青BIGは、消化後の1ゲーム目に特殊リプレイ成立で135ゲームのRTに突入します。はい、ヒミコ(135)です。RT中はコインが微増しますが、ボーナス成立で終了します。

通常時の小役確率、ボーナス中の奇数偶数でのスイカとチェリーの確率など攻略要素も多彩です。リーチ目も小役のみ出現した1確目、小役ハズレ、演出矛盾など盛りだくさん。

同時期に大人気だった「新世紀エヴァンゲリオン～まごころを君に～」を意識したような機種でした(たぶん)
しかし「戦慄」で完全にイロモノメーカーとされてしまい、スペックとしても優秀でしたが、導入は進まず、不遇台となってしまったのでした。


個人的なツボは「とにかく、バカな演出」です。

ヒミコ様が引きこもりになる。

ヒミコ様が稲刈り対決をする。

ヒミコ様がロボットバトルをする。

ヒミコ様が鉄球でぶん殴る。

まだまだありますが、取り敢えずここまで。スロゲーセンでも見かけることは稀だと思いますが、頭の片隅にでも留めていただたら幸いです。

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