#7「前を向いたら悪魔がいた」

1年半ぶりです。最早はじめましてと言っても差し支え無いんじゃないでしょうか、養分です。

さて、時代はすっかり6号機に染まりつつある現在、いかがお過ごしでしょうか。
とは言え5号機もまだホールに現存していることですし、5号機をメインに遊技されている方も多いのでしょうか。

5.9号機で「不二子 TYPE A+」という全俺が震撼した神台が登場し、撤去されるまでもうこれがあればいいんじゃないか、ディスクアップってなんだよ美味しいの？、なんて宣っていた養分なのですが今ではしっかりと6号機ばかり打っています。

どれだけ好きでも、どれだけ思い入れがあろうと、それはそれなんです。もうその基準で台がリリースされることはないのです。
その辺り非常に淡白な私はあくまで新しい台の中から素晴らしい台を探したい、常に前を向いて生きたいと考えている次第です。
6号機であろうと不人気が天元突破していれば見限り次の台を探します。
どうせすぐに撤去される台を打っている暇なんてありません。
ルパンイタリアとか。
あ、もう行きつけのお店からは全撤去になってます、失礼失礼。

6号機を打たなければならない。
6号機でもどの設定を使おうか店長に考えさせたい。
6号機でも、高設定でも勝ったり負けたり設定がよくわからない台、パチスロを打っている感触がある、そんな台を私は応援したい。
そう思っている私が今まで渡り歩いた機種をご紹介します。



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6号機の中で最初に目をつけたのがこの機種でした。
ご存知の通り客付きは悪く、現在では設置も随分減りました。
断っておきますが元々差枚数管理ははっきりと嫌いです。
では何に惹かれたのか。
それはやはり「打感」です。それ以外にありません。
当時リゼロが主力として動いていた店内において、この機種はあまりに弱い。
ラッシュに突入させるのが難しかったり、ラッシュに突入したところで結果枚数は100枚ちょっと。
リゼロの強ATのような完走到達率もないですし、速さも無い。
しかしリゼロにパチスロとしての魅力を微塵も感じなかった私のような者にとっては救世主のように思えました。
あ、嫌いなだけでリゼロの設計は素晴らしいと思っています。大変に頭の良い方々が生み出した台であると確信しています。

ともかく、然るべきタイミングで然るべき小役を引く、そんな当たり前のことに6号機で挑戦出来る喜びを感じました。

はっきり言って、単刀直入に言って、辛(から)いです。
楽勝で負けますし、他人におすすめはしづらいです。

それでも、この機種を打った帰りには「戦ったなぁ」という清々しさを私は感じるのです。
高確へ上げて、小役で刺す。CZに入れて、小役で刺す。
ボーナス中に引いて、チャレンジ中に引いて、特化中に引いて、AT中に引いて、ラストGで引いて、そして非有利区間で引いて…
何も引けなければくるみ割りを祈る。
前兆の出方で期待度や滞在モードを予測する。

とにかくヒキを要求される。
そして引いた時に、目に見えて成果が返ってくる。
その成果がヒキに見合っているかどうかは別として。

それが私の求めるパチスロ像の1つであり、この機種はそれに当て嵌っているのです。
ロングフリーズから全然完走まで届かなくてもいいのです。
ちょっと悲しかったけどそんな気はしてたのでいいのです。
改変フリーズには痺れました。
結局悪魔ほむらはどうも苦手なんですが。

まだあと3機種ほどあるのですが、相変わらず無駄に長くなりそうなのでまたの機会に。

今もメーカーは来年や更にその先へ向けて非常に厳しい制約の中、試行錯誤を繰り返していることと思います。
私はその成果物を打つ前から諦めたくはありません。

ただ、賢明な皆さんは不要不急の外出を控えて健康第一で過ごしましょうね。
手洗いうがいにやり過ぎはありませんので、どうかお気をつけて。

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