AIを搭載する必要性

今回、考えた事。
堅苦しく考えなくても良いと思いますが、
どうしても考えてしまう。
それが私の性分と言う所でございます。

前後のストーリーは可となっておりましたので、
少々妄想部分を書かせて頂きますと、
何故『パチンコ台にAIを搭載する』事になったのか。
私はここから考えてしまいました。

AIの定義は明確には定まってはいないそうです。
個人的に一番わかりやすかった定義は。

『人工的に作られた人間のような知能』

機械は機械なのですが単純な機械ではなく、
状況にあった行動を自分で決めて
最適解を提供してくれるのが『AI』という事かと。

さて、それではメーカーが何を考えてAIを搭載するのか。

現状の業界動向を考えれば、射幸心を煽る知能は搭載出来ないでしょう。
考え方によっては『店舗側が遊技客の遊技結果を左右する行動は出来ない』
という部分をサポートする機能として、

『トイレに行きたいから代打ちお願い』

で、手がニョキニョキ生えてきて勝手に打ってくれる。
この機能があれば、パチンコは新たな展開を迎えるのではないでしょうか
この機能を利用して、恐らく店舗側では
マッサージ師やネイリストの常駐を行い、
打つのは台が！その間は自分の時間♪的な営業を行い
気軽に楽しめる投資気分な運営を始めるかもしれません。

しかし、このような理由でAIを搭載するのは難しいでしょう。
新機能には協会を納得させる『大義名分』が必要となります。
AIを搭載する為に考えられる大義名分。
ここはやはり、

『依存症問題』

でしょう。

上記の例は忘れてください。
あくまで依存症を克服させる為に搭載されたAIを軸に進めます。


一定額を投資したら
『本日の投資分は終了致しました』
等と、無機質な音声で言われても止められないでしょう。

例題にあった、辞めようかな・・と
思っているお客様に対し
『あと７千円持ってるでしょ？』
と、いうのは真の依存症者にとって煽りでもなんでもありません。

依存症の方は
『止まらない』のではなく。
『止まれない』のです。

これは、遊技に１５０％のめり込んでいるからであり
目の前に広がる光景が全てです。
私も思い当たる節しかありません。
どちらかと言うと『もう三ヶ月くらい小窓にたどり着いていない』
こんな時は相当注意です。
言われなくても突っ込むさ、というより
財布がカラになってから辞めるかどうかを考えるでしょう。

さて、長年パチンコ店で働いている私ですが、
お客様でこのようなケースは多々見てきました。

『止まれない』方へ『止まれ！』と言っても止まりません。
『止まれない』方へは進む方向を逸らすしかありません。

投資の手が止まるケースで最も多いのが
『怒り』です。

これは台に対する怒りが溜まっている状態で、
パチンコと関係がない事で逆鱗に触れた際に
そこから大クレームへと発展し、
結果的にクレームの嵐のまま閉店を迎え
その日の遊技を阻止する事が出来、
結果財布の中に残金がある状態でご退店頂けるのです。


以上を踏まえた結果、１パターンで良いと判明しました。


一万円は大人の遊びとしての範疇であると考えます。
一万円投資が終了したら、

あとは、ワンプッシュ毎に

怒りのあまりに千円スタート回数等は気にも止まらなくなるでしょう。
トドメに赤文字で、

ここから、クレーム対応の専門家が複数人店舗へと常駐するとなると
新たに雇用の幅も広がり、
また、一度の使用金額を抑える依存症対策として役立ち、
最終的にはお客様が嫌気がさして
台を破壊しての逮捕まで有り得るかもしれません。

そうして、依存症対策が功を奏しての遊技客減少が起こり・・


あれ？このまま行ったら俺無職になるやん・・
AIダメ！絶対！

10