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パチスロ攻略ライターの思考ルーチン

パチスロ攻略ライターの思考ルーチン

2018.01.16

6号機の内規(暫定版)を考える

佐々木真 佐々木真   パチスロ攻略ライターの思考ルーチン


前回は2018年の展望を占ってみたのですが、早くも大きな動きがありそうです。少々ザワついていたのでご存知の方も多いことでしょう。6号機の内規が出てまいりました。

ほぼ本決まりでしょうが、正式に決定したわけではありません。1月は警察やらメーカー団体の会合が多く、それを経て承認されるというのが正しいところです。

しかし、この情報の速さはインターネット社会だからでしょうか。2004年から2005年にかけて。5号機の内規は出回っていなかったような。私もまだあまり法律のことを書ける場がなかったので、蚊帳の外だったのかもしれませんけどね。

いずれにせよ、光速で伝わる世の中。「ざっくり三行で」という方は内容をご存知でしょうから、このコラムらしくじっくり書いてみようかと思います。
 

 

『内規』ってなに?

そもそも“内規”とはなんなのか。ですね。

パチンコ・パチスロ機を作るのにまず必要なのが、法律です。改正はもっとも大きな変革。昨年夏のように大ニュースとなります。2月から施行される新法が次に改正されたらパチスロは7号機と呼ばれることになりますね。法律に書かれているのは、出玉や出玉率の幅という直接的なことがメインです。


次に来るのは、その法律の解釈基準

同じ法律のままでも自衛隊の派遣ができるか……という議論になったりしますよね。それと同様にパチンコ・パチスロの法律にも解釈基準が存在します。

これも、かなり公式。6号機の法律の解釈基準は、警察庁のHPにて昨年12月14日に発表されています。解釈基準が改正される際も、しっかり公表されます。リールの視認性を確保するとか、演出の待ち時間(フリーズ)を認めるとか。パチスロ機の根幹となる部分に触れられることが多いです。
 

▲警察庁発表解釈基準の一部


最後にくるのが内規です。簡単に言えば、自主規制。

そんなものなくても法律の範囲内で好きにやれば良くない? と思ってしまいがちですが。法律は大枠、解釈基準は運用する手助け。内規は実用的な部分となります。「法律や解釈基準でカバーしきれない部分を自主的に規制するので、いろいろ認めてね」というものかな。警察からの指示を受ける形で加わったりもしますけど。

まだ6号機の法律は施行されていませんが、この6号機の内規をどうするのか。これが決まらないうちは、開発したくてもできない(6号機の法律+暫定的に5.9号機の内規は可能)というのもあったので、どう決まるかが注目されていました。

ということで、これから内規(暫定版)の内容を解説しますが、かなり専門的になるかと。6号機の法律と5.5号機や5.9号機の内規を理解してからがスタートなので。なるべくわかりやすく書こうと思っていますが、ご容赦くださいませ。
 

 

有利区間の概念は残る

まずは、5.9号機から加わった“有利区間”関連から。この概念はそのまま残ります。まだ馴染みのない方もいらっしゃると思うので、ざっくりと説明しておきましょう。簡単に言えば、押し順ナビを出しても良い区間のことです。ART中は当然として、すぐARTに入れるようなチャンスゾーンや高確状態も有利区間で作る必要があります。

有利区間に滞在していないと押し順ナビが出ないということは、それ以外の通常区間はART関連の抽選をできないと勘違いしそうになりますが、そんなことはありません。通常区間から有利区間に昇格して即ART発動ということも可能。通常区間のほうが期待値の高い機種だって作れます。

また、有利区間への移行は必ず契機役が必要で、有利区間終了後は、通常区間に戻されます。自力以外に有利区間の連チャンはありません。

 

5.9号機からの変更点(その1)
・有利区間移行は設定差のある契機役でもOK
・成立時の移行抽選に設定差があってもOK


OKという言葉が並ぶように、自由度が高くなると言えるでしょう。

5.9号機では、有利区間への昇格を抽選できるのは、設定差のない契機役(ボーナス+強スイカなどでも可)。有利区間からARTなどが発動するのも、全設定共通の処理が必要となっていました。

日電協の資料には“「指示機能は設定によって変化しない」という基本概念”とありましたが、蓋を開けてみれば5.9号機のART突入率には設定差が少しだけあったわけで。これは「ボーナス開始時の処理」を使っていたから。そのボーナス出現率に設定差があるかは問題視されなかったように、この概念自体がなくなりました。

高設定ほど有利区間(ATやART)の抽選を受けられるレア小役を作れる。そのレア小役成立時に高設定ほど有利区間に突入しやすくもできます。ざっくり言うと有利区間こそありますが、5.5号機以前のART抽選に少し戻るという印象ですかね。もちろん、敢えて設定差を作らないというのも可能ですよ。


有利区間関連の抽選に設定差を付けるデメリット的なものも一応はあります。指示込み役物比率という概念が追加され、ボーナス+ナビで獲得したコインは、全体払い出しの70%未満とすることとなります。

ちなみに、設定差を付けなければ、通常のノーマル機と同様でボーナスのみの払い出しが60%(2種BB搭載なら70%)未満という見られ方をします。また、5.9号機にもあった有利区間滞在率の上限70%も適用されます。

結局、どちらを作るにしても面倒な部分はあるわけです。今まで作ってきた設計に近いというのもありますし、わざわざ設定差なしにするメリットもないので、ほとんどの機種が設定差を付けてくると予想しています。

 

5.9号機からの変更点(その2)
・有利区間告知のタイミングを変更
・1回ナビ保証の撤廃


5.9号機では、有利区間に滞在していることをドットなどでプレイヤーに報知しなければなりませんでした。また、通常区間に戻るまでの間のどこかで1回は押し順ナビが出てくれる(ボーナスが途中で成立した場合は例外あり)ので、ARTに繋がらなくても有利区間に移行したことだけはわかりやすくなっていました。それが変更されます。

ランプ点灯契機は、押し順ナビ発生かつ、ボーナスを除いた小役のみの出玉率が100%を上回る状態となります。この出玉率100%の起算が、有利区間移行時なのかARTなどの権利発生からなのか。そこまで詳しくは書かれていないのでまだ不明です。

いずれにせよ、1回ナビもなくなりました。有利区間に上がったかわからないまま陥落・上がったことに気付かずヤメということも出てくるかと思います。有利区間への移行に設定差も設けられますし、気を配ることが増えるのは確かです。あと、ダメそうと思いながらの確認追い銭とか。

 

5.9号機からの変更点(その3)
・ボーナス内部成立中もART関連の抽選をしてOK!?
・有利区間は最大1500GもしくはMY2400枚で終了


ボーナスが成立して揃えていない状態(内部成立中)にも変更があるかと思います。5.9号機では有利区間関連の抽選を一切できないことになっていましたが、できるようになる模様。私の入手した資料にはドンピシャの記載はありませんでしたが、ATタイプという表記が。また、これが認められるという話も昨年から聞いておりまして。

5号機版のAT機は、常にボーナスを隠し持った状態でゲームが進行します。そこで押し順ナビに関わる抽選ができないのであれば、意味がありませんよね。ということで、AT機を作れるみたいです。

AT機のイメージがあるからでしょうか。また、一撃性能の高い機種も出てくると喜ぶような反応をされている方もお見受けしましたが、そんなことはありません。5.9号機の有利区間は、最大継続できるのが1500Gでした。今回はそこに一撃出玉(MY)2400枚も加わります。

一撃性能だけ見れば、6号機は5.9号機よりも厳しいのです。そのほかのゲーム性を実現させる緩和が大きいから目立っていませんが。

とはいえ、ボーナス内部成立中に有利区間関連の抽選だけでAT機を復活できるわけではありません。そのほかの項目も見てみましょう。
 

 

ATタイプも実現できる変更点

5.9号機からの変更点(その4)
・ボーナス内部成立中「ハズレ>小役など入賞」を撤廃
・純増傾斜値2.0枚を撤廃
・全小役奪取時の出玉率100%未満を撤廃


5.9号機でAT機を作れなかった最大の障壁は、ボーナス内部成立中に小役などの入賞よりもハズレの確率を高くしなければならなかったこと(ボーナス優先制御ならOK)です。頻繁にボーナスを回避する目押しが必要となってしまうのがネックとなるのです。

これに苦しめられるのは、AT機だけではありませんでした。完走型RTタイプもそう。完走型RTはボーナス優先制御にしてしまえば問題ありませんが、かなりマニア向けの機種となります。そして『リノ』タイプも。トマト(2種BB)を隠し持たせる通常時がポイント。トマト揃い後は、ボーナス確率が破格の純粋な通常時に移行しました。簡単に揃うなら破格にできません。


一撃性能は規制強化されたと書きましたが、瞬発力の自由度も増します。純増傾斜値2.0枚の撤廃です。純増傾斜値とは、ボーナス込みの1Gあたりの純増枚数。5.5号機から2.0枚となりましたが、それ以前は3.0枚となっていました。その表記もありません。無制限になると考えるのが自然かな。

アクセルAT機も自主規制があるから3.0枚で留めていたくらいで、作ろうと思ったら純増6.0枚とかやれたみたいですね。それに近い機種も出てくるかと思います。ただ、一撃の上限は2400枚ですけど。また、6号機の法律が変わるわけではないので、出玉率の幅も5号機よりは厳しいままです。


最後に地味な、全小役奪取時の出玉率100%未満の撤廃。リプレイ確率が低い状態でチェックされます。密かに『リノ』もこれに引っかかってしまっていました(連チャンゾーン中はレモンが普通に揃うから)。うん。解説も地味でした(笑)。
 

 

6号機はどうなる!?

まだ、正式決定したわけではありません。これもまだ一報ですし、間違いなく一部だけです。ほかにも細かい部分がなければ作れませんから。なので「知らんがな」と言いたいです(笑)。

ま、少しだけ。この暫定版がそのまま認められたとすると、新内規の型式試験は4月から。導入は速くても6月中旬からとなります。2月1日の改正から4月までは、6号機の法律で5.9号機の内規を使った移行期間になります。作るメーカーはほとんどないと思いますけど。

その先のことですよね……。

 

6号機の出玉率の幅
400G 33.3%~220%未満
1600G 40%~150%未満
6000G 50%~126%未満
17500G 60%~115%未満

ボーナスの獲得枚数
1種限定BIG 285枚超
(最大純増280枚)
2種混合BIG 225枚以下
(最大純増210枚)
2種BB 153枚長
(最大純増168枚)


型式試験で検査される6号機の出玉率の幅とボーナスの獲得枚数がコチラ。これは7号機に法改正されるまで変わりません。

これを見た瞬間、誰しも思うのはノーマルが厳しい(そのうち慣れるんでしょうけど)ということ。枚数の少なさもそうですが、ちょっと連チャンすると短期出玉率の上限に引っかかってしまいます。なので、ボーナス+ARTだらけになるだろうなという予想を心の中ではしておりました。しかし、これが認められるとAT機だらけになりそうですね。

前回、2018年の展望でこのようなことを書きました。

昨年末に日電協が内規の案を警察に持っていったらしいですが、どこまでそれで許されるかは不明です。有利区間は残りますが、5号機版AT機も作ることができそうな。かなり攻めた案のようです。通ったら通ったで、また作られる機種が一辺倒になるのではないか。それはそれで面白くないかも……なんて思ってもしまうものでした。ま、突っぱねられる可能性のほうが高いとは思いますけどね。

感想は、このまんまです。いやいや、通るとは驚き。いきなり予想をハズしていましたな(笑)。


純増3枚超の疑似ボーナス機。これならば300枚や400枚のカタマリを作ることは簡単です。いや、それでもちょっと確率は重めになるとか専門的なことは置いておかせていただきますけど。だとしたらそちらを作りたくなる気持ちもわかります。私は枚数が少なくてもリアルボーナス派ですけど。

AT機ということは、ボーナス成立後と同じRT状態を打つことになります。RT状態推移を観察する楽しみや、1ライン機による出目やリーチ目の醍醐味。減ってしまいそうなのが怖いんですよ。

ま、それでも自由度が上がりそうなのは確か。ノーマルを作るのが難しいにせよ、それを好んでいた人たちのことを考慮した機種も作ってくれるでしょう。そこは期待しています。

 

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佐々木真
代表作:パチスロ攻略ライターの思考ルーチン

裏モノ全盛期に“ギャンブル”としてパチスロを始めたが、技術介入機時代に最適手順を模索するなど“遊技”としての魅力にはまり、履歴書に大きな穴をあけてしまう。2000年よりパチスロ雑誌などで編集兼ライターの活動を開始。現在は、ほぼすべての機種の発表会や取材に参加。法律・規則などの知識をもとに、根幹システムの推測をライフワークとしている。

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