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ホル調~パチ7ホール調査隊~

ホル調~パチ7ホール調査隊~

2019.03.07

【3/2(土):BBステーション日暮里】『6号機エヴァAT777の設定5or6』を打ってきた。

パチ7編集長 パチ7編集長   ホル調~パチ7ホール調査隊~

▲6号機エヴァAT777を打ちました!


『まだ体と頭が馴れていないな』

結論から言ってしまえば、そういうことになる。とはいえ、そんなものは4号機~5号機移行時代を経験している我が身からすれば、当たり前のこと。

というかその時代に比べれば『その違和感』なんてかわいいもの。絶望や諦観を感ずるほどのことでもない。何せ4号機~5号機になって良くなった部分は無かった。これが移行期真っ只中の感想。あ、いや小役重複という新しい楽しみは出来たか。

では何に馴れていないってのか。

その複雑さ。

とっても複雑。すんげー難しい、というかきちんと情報を頭に入れないと、仕組みや流れを頭でイメージしにくい。私はスロ歴20年なので、パチスロ偏差値は高いと自覚している。大体初打ちでも、何がどうなればいいのかを想像出来る、と思っていたのですが……。こいつぁ無理だ。

6号機をもっと打って、頭と体を馴らす必要がある。馴れてしまえば、それが当たり前になるのは自明の理。

 

 

★思考の末路。

▲朝の並びは50名ほど。

BBステーション日暮里という悪魔のようなホールに散在する高設定を逃すこと約10回。前回に至っては設定5濃厚のハナビを掴みながら惨敗を喫する『磁場の乱気流』BBステーション日暮里。

これだけ連敗が続くと、もはや何を打てばいいのか分からなくなる。というか、このホールで打ちたくなくなるのが人情というもの。もう何をしても裏目に出るイメージしかわかない。

絶望の淵から地獄をのぞきこむ私に救いの手を差し伸べたのは、同じ歳の負け頭のこの男。

 

▲アドリブ兄。


『ああ、お前さんがいてくれたね。今日も一緒に負けようね』

ところがこの男。この日暮里地獄で2連勝しているという。そして結構な頻度で6号機を打っているという。前回の勝利も6号機蒼天の拳で掴んだという。

『編集長、今日はエヴァですよ。最近、設定使ってますよ』

そう、前回記事で紹介した『6号機に注力している』という特色。これにアドリブ兄も気付いていたのだ。

わかる、わかっている。明らかに注力してきている。が、ここで振り返りたい。日暮里の悪魔『ぴぃ店長』が我々レベルで気付く傾向に、素直に入れてくるだろうか。むしろ、6号機に走る我々を指さして、ばかうけでも食べながら笑う魂胆なのではないだろうか。

にも関わらずだ。脳天気に『エヴァだ、6号機だ』とはしゃぎ回る同い年が、やや羨ましく思える。同時に騒がしく思考してしまう自身の優秀な脳が、やや疎ましい(10連敗)。


人は死から逃れられないように、我々パチンカースロッターも入場時間からは逃げられない。まとまらない思考を抱えたまま、入場するという最悪のスタートを切ってしまう。


 

 

★6号機おじさん『アドリブ兄』に救われる。

入店しても居場所を見つけられない私。次々と狙い台、好きな台に着席するユーザーのみなさん。一体私は朝からこんな場所で何をしているんだ。そんな私を救うのはまたもやこの男。

『教えるから一緒に打ちましょうよ。隣空いてますし』

そうだな。店長に裏をかかれてもレポートでやつの悪口を書き連ねればいいし、いい結果であれば、それを書けばいい。そんな考えもあったが、私の打算の中心を占めるは、

『アド兄の横は出る』

という下卑たものであったことを、ここに明確に示しておく。

ともあれ、ようやく居場所を見つけた私は手ほどきを受けながら、本格的に6号機エヴァと向き合うことになる。思えば6号機を朝から打つのは初めてだ。

『想像以上に面白い』

これが私の感想である。

 

 

★6号機エヴァAT777の設定5or6を体験する。

▲シナリオⅤ。つまり設定5以上の示唆。

アドリブ兄の手ほどきを受けながら打ち進める。時刻は正午ごろ。横で安定のクソハマり(周期ハマり25周くらい。多分1200Gくらい)を炸裂させるアドリブ兄が奇声をあげる。


『むひょはっつ! ちょっとそれっ!』


普通にビックリした。なんだ貴様、どこの国のどんな感情を言葉に乗せてんだ。慌ててスマホを操作するアドリブ兄。


『やっぱり! それ5以上っすよ!』


ほほう。確かに初当りは軽い気がした。今、手元に出玉がないのは、私のヒキが悪いだけ。そう思える挙動だったが、ここで確信に変わる。ぴぃ店長、素直に入れてきたんだな、と少し店長を褒めてやりたくなる。

ちなみにアドリブ兄が設定示唆を確認していたサイトはパチ7では無かったことを付記しておく。


ともあれ、6号機に注力しているホールということを、身をもって知ることが出来た。アドリブ兄を挟んで打っているユーザーの方も挙動良好。というかむしろ一番出ている。肝心のアドリブ兄は5万円目を投入している。図らずも『アドリブ兄の横には幸福が埋まっている』ということも証明する理想の展開。

『シナリオXの示唆が出た』という、私から見ると、あそこの藪に山椒魚がいる程度の情報を頼りに打ち進むアドリブ兄とともに、16時頃、実戦を終える。

連敗から脱することは出来なかったが、構わない。6号機の高設定を打つ、という機会を得ることが出来たんだから。加えて、様々なことを立証することが出来たのだから、私は幸福者である。朝イチ数千円で初当りを引きながら、最終的に5万円やられた彼の心情を慮ると、その想いは一層強くなる。

せめてそう思うことが、彼へのレクイエムなのだ。
 

▲朝の彼。

▲夕の彼。かすかに見えるグラフを見て欲しい。

 

★その他出玉状況。


この日は『バラエティーが強いな』という印象。このホールのメインコースって恐らくここですよね(笑)  政宗2は頻繁に通常天下に打ち込んでいたみたいです。朝の並びはそんなに多くはありませんが、開店後にブワッと増えますので、参戦する方はやはり朝からがおすすめですね。

設定投入パターンがトリッキーなので、昼過ぎとか夕方に来ても、比較的高設定を掴みやすいという特徴もありますよ。

 

 

★まとめ的なもの。

アドリブ兄のおかげで、朝から6号機の高設定を打つという機会に恵まれました。半分くらいの情報がウソでしたが、解説してくれながら打って頂いたので、すんなりと楽しむことが出来ました。改めて感謝を!

しっかし、複雑。でもね、初打ちの壁ともなりえる複雑さですが、裏を返せば深さですからね。解析情報の必要性が増していくんだろうな、と。まぁ6号機がもっと数が出てくれば、それに馴れるでしょうし、機種も洗練されていくでしょうしね。

私は普段ノーマル打ってばかりのおじさんですから。 5号機ATART機を打ち馴れている方には、全て今更の話かもしれませんがね(笑)

では最後に朝イチの入場後、ル◯バ的な何かを利用した装飾品がうまく動かなくて、あたふたしている日暮里の悪魔をお届けして、今回は終了!

 

▲憎みきれないかわいさ。

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パチ7編集長
代表作:ゆる調

パチ7の編集長やっています。1978年生まれ。嫁と息子一人ずつ。スロ歴18年パチは苦手。歴代好きな機種は「花火、ホロQ、キュロゴス、初代ルパン」など。どうぞよろしくお願いします。

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