時代の歪み。

※個人の主観になります（保険）

なにやら業界の方が「似顔絵描いてもらって嬉しいの？バカジャネーノ？」という発言がツイッターにあったようでプチ炎上しているようです。うーん、その発言の真意がイマイチわかりませんが、同意する方も多いようなので自分なりに考えてみたのですが、僕は素直に嬉しいと思います。むしろ羨ましい。

パチンコホールのサービスというのは千差万別で、ジュースを無料で配布したり、マッサージのお姉ちゃんを雇って肩をモミモミしたり、整体師を呼んでたり、屋台やサーカスまであります。これらは全て「顧客満足度」を高める企業努力だと僕は思います。その中の一環が「似顔絵サービス」だと。

この「顧客満足度」というのは地域によってまったくもって違います。ご年配の方が多い地域は海物語コーナーで肩をマッサージ、若年齢層の多い地域ならコンパニオン呼んでジュース無料配布などなど。地方は駐車場が広いのでサーカスやフリーマーケットを開催したり……例を挙げればキリがない状態です。

「ライターにサインをもらうこと＝バカじゃん」

そう思われる方もいると思います。ただ、今のパチンコ業界におけるライターの立ち位置はプチ芸能界のようなもので、固定ファンがいるのは間違いありません。地下アイドルより遥かに有名で、遥かに稼げる職業です。そしてその中で勝ち残っている人は、やはり何かを持っている人だと個人的には思います。ライターは文字でも書いてろ、という時代はとうの昔に終わっておりますので。地下アイドルを応援する方はチェキとか物販を購入して応援しますよね、それと一緒です。知名度があるとホールに思わせれば次回に繋がりますから、それが応援の一環だと思います。

たぶんですが、この考え方の違いが今回のプチ炎上を生んだのではないかと。正直言って、似顔絵サービスが出玉イベントになるとも思えませんし、ものすごい集客サービスだとも思ってません。でも、「ホールに行って似顔絵を描く」というサービスは今の時代一種の来店イベント、出玉/集客イベントに捉えられる可能性もあります（バジリスクばっか描いてますとかの機種示唆は今回除外）。

その一つとして捉えられ、そこに集客や出玉が付いていないことから「やる意味あんの？」という発言なのかな、とも感じ取れました（実際は知りませんし、妬み嫉みかもしれませんし）。でなければ、ジュースを無料配布しているホールも、フリーマーケットやってるホールも、マッサージやってるホールも、おしぼりサービスしているホールも全部「バカジャネーノ」になります。でもそれらに関しては発言がない＝それらは顧客満足度を高めるための企業努力という風に捉えられているのかなと感じました。


なんにせよ140文字という短い文章の中で完結的に書くと、その人の真意なんてもんは一切伝わりませんから全て憶測ではありますが、時代が生んだ歪みなのかなーと感じてしまいました。あと僕は似顔絵描いてもらえたら小躍りして喜びますけどお願いはしません。たとえそれが並んだとしても、順番を守っていたとしても僕に使う「時間」は消費されます。それなら会いに来てくれた方、本当に似顔絵を楽しみにしていた方にその時間を譲りたいと思うじゃないですか。それが普通。拝さんはいろんな意味で謝罪せぃ。



P.S
編集長、大先輩に困ったら言ってくださいね。

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