新米編集長奮闘記番外編①「テツ氏とないお氏」

「うちいくのないおさんと飲みにいきませんか」

あれは確か2015年7月の中頃だったでしょうか。
いつものことですが唐突に1GAME代表テツ氏から冒頭のお誘いが来たわけですよ。

今をときめく「うちいくのないおさん」ですからね。 そりゃ、いきますよ。

「どんなヤツかは知らんが、とりあえずツバつけとけ」精神です。
私の奮闘記をご覧いただいている方はご存知の通り、当社の母体はパチンコ業界特化型の広告代理店ですからね。 伸び盛りの動画商材を取り扱えるようになればオイシイんです。 上手くいけば専売なんてことも可能ですからね。 早め早め。
そうでなくとも上手いことパチ7で絡めないかな、という考えももちろんありました。

まぁそんな思惑もありますが、実情としては個人的に「ファン」だったってことです(笑)

今思えば、お二人とも現在のパチンコ業界で活躍するプロデューサーさんですからね、そんなに簡単に取り込めるわけもなく、もっと言えば私なんかがそこに呼ばれるってのもなんだか変な話だったんですよ。 今思えばね。

私の良いところは深く考えないところ。 普通にワクワクしながら当日を心待ちにしておりました。


～当日～


なにやら我が社にお越しいただけるとのことで、最も展望のよいミーティングルームを確保し、ドリンクの準備も万端。 さぁこい！敏腕プロデューサー！

……………。

第一印象は「下手すりゃインテリヤ〇ザ」。

頭が良い感と自信が良い塩梅でお顔に出ていらっしゃる。 どこにも頼らずにここまでの人気動画に育てたんですからね。 そりゃいい顔していますよ。

聞けば年齢も私より随分若い。 受け答えもしっかりしていらっしゃる。 ちゃんとしたヤンチャボーイです。 ちなみにテツ氏もちゃんとしたヤンチャボーイ。

自己紹介もそこそこに飛び出した話題は「うちいくTVの関東進出」に関するもの。

ほほぅ、関東進出ね。 こりゃ願ったり。
ほぼ間違いなく彼は関東で拠点も繋がりがあるところもないでしょうから、当社の入り込む余地は十分にある。

このときの私はそんな感じで楽観視しておりました。

番外編②へ続く。

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