ミリオンスロット

「この諭吉が溶けたら、私、死ぬんだ…。」薄幸の美少女はそういってサンドに手を伸ばした。神様ならきっと見ていてくれる。オカルトとはすなわち神への祈り、願掛けにも似たセリフを唱えることで失われた時、失われたメダルをを取り戻そうとするのだ。


……5分後気が付けば諭吉は無いし私は死なずにATMへ駈け込んで行ったしなんなら美少女でもない普通のおじさんでした。
人はいつだってリビングデッド。ごきげんよう、2週間ぶりくらいの更新です。


5.9号機が続々とリリースされるということで、今のうちに消え去りそうな台を触っておかないとと苦手だった台にも手を付けています。いつだったかのホル調でもう完膚なきまでに叩きのめされたものがありまして。「回胴性ミリオンアーサー」って言うんですけど、これがまあきつい台でして。
当時番長3にまどか2にミリオンアーサーとベルベルベルベルお前は除夜の鐘か！ってくらいベルが重要なものばっかり手を付けててかなり辛い思いをしていたのですが、先日ようやく5000G打って酸いと甘いがわかるようになってきました。

まだまだ特殊なものも引けてないのですが、紹介するに足ると思いましたので皆様にこの台の特徴をお伝えしたいと思います。
なお、原作についてはゲーム未プレイなので世界観については自らの目で確かめていただきたいです。

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アーサーたちに伝えるミリオンアーサーの魅力

まずは機種情報から。
https://pachiseven.jp/machines/5275
大体のところはこれ見れば事足りると思います。
が、いくつか不足してる部分があるのでそこをご紹介。

①デッキクリエイションが楽しい
ビックラポンカード(仮)を集める幼少時代を過ごしていた皆さまの心の奥底にあるであろう「カード集め楽しい！」の思い出。ガールフレンドでもありましたがやはりレアリティの高いカードを集めるのは面白い。
ミリオンアーサーはシステム的には周期(40G)を完了するまでに主人公を育てるという、シンデレラブレイドに近い形なのですが、このカードの組合せで奥深さを演出しています。

集めるカード一覧がこんな感じ。それぞれランクが高いほど強力なのですが、地味にシナジー(相乗効果)が効いているのが面白ポイント。特に防御系とその他との組合せが面白いです。
例えば攻撃系ランク3の「反撃確率50％UP」これを活かす場合、防御系のライフ+1500と組み合わせると、理論的には750ダメージを与えられることになるわけで1.5倍の効果が得られるわけです。
また、報酬系では「ランクが高いほどバトルの天井ゲーム数が下がる」という裏設定がある為、防御系で耐えまくることが勝利へつながります。

シナジーがあると言いつつも、ステージによって獲得できるカードに偏りが生まれるシステムになっていまして、
剣術の城ステージ：攻撃系
技巧の場ステージ：防御系
魔術の派ステージ：報酬系
が獲得しやすい仕組みになっています。5の倍数周期で平均的に獲得しやすいステージに行くのでそこで上手いこと連携を狙いたいところです。
（ただし器用貧乏でどれもこれも弱いと話にならないんですが、それは、まあ）
個人的には報酬系のカードがやたら獲得しやすいイメージがあります

こういうの本当に良く引くんですよ。
（報酬だけランク9、残りは無強化）

②バトルの一撃逆転が楽しい
さっきの写真はぶっちゃけて後一撃で勝てるってところで敗北し危うく台パン一歩手前だったんですけれども、それを抜きにしたとしも周期バトルのどうしようもなさが、慣れていないとかなりストレスに繋がります。
一度打つと無理ゲー感が凄まじいことを身を持って体感して頂けるのですが、ここでは数字で表現したいと思います。

まず、条件として
・味方HPは1000＋防御系バフ
・敵HPは8割方1800以上
・ベルorレア役で攻撃
・リプレイで回避or回復
・それ以外で敵の攻撃

これを踏まえたうえで、その確率は、というと

これ。
つまり1/1.731で延々攻撃を受け続けて(時々回避するけど)、こちらの攻撃は1/13.5のベルか1/16.9のレア役にかけるしかない。与えるダメージももほとんどが100の上に敵の方が倍近くHPが上という有様。いやあらためて勝てる気しないんですけど。
先ほどのカードによって多少援護されたとしてもやっぱりキツイものはキツイ。追撃75％って言ってもそもそも攻撃当たるのが13回に1回ってどういうことやねん！お前はメタルスライムか！と言いたくなります。
※恐らく3択ベルハズレのうちの一部で保障ベル(順押し上段)が揃うと思いますがその確率も多分低め

見れば見るほど天井まっしぐら(なお青天井)なゲーム性ですが、この台はA+ART台なのです。つまり何が言いたいかと言うとボーナス引けば強制勝利。ああなんて簡単な仕組み。どんなにカードが弱かろうと敵が強かろうとボーナスさえ引いてしまえばいいのです。
ボーナス確率は1/199(設定1)ですがこれMBも含めてなので、一撃勝利のビッグボーナスは約1/465。重っ。だがこれを引けないことには勝てる物も勝てなくなるので、気合で叩くしかないのです。

この「ボーナスさえ引けば条件がいくら悪かろうと何とかなる」…どこかで見たような気がしませんでしょうか。そう、ノリと勢いのアーサーこと彼女である！

報酬系のランクだけやたら高い時の気分はまさにサバイバルウォー。まったくもって勝てる気がしないのでとにかくボーナス一発勝負。なあにガルパンのロック2段階1/1638に比べれば安いもんすよ。
やれるかも、と思うから悔しいのです。負けて当然、そんな下っ端根性が楽しむコツです。財布は見ない。

③ボーナスが楽しい
先ほど一撃必殺のためにボーナスが大事と書きましたが、それ以外でもかなり重要な位置を占めますボーナス。
バトル中ではない通常時に引いた場合、平均3枚、多くて6枚くらいのカードを手に入れることが出来ます。1周期で2回引いたりしたらもはや宇宙。
ボーナス中はチェリーがそこそこの確率で揃うのですが、チェリーじゃなくても1/6.3くらいの確率でカードを引けるので退屈にならない。あと曲が良い

そしてここだけの話、ART中の上乗せも実は性能が低かったりします。
しかしボーナスならばその辺も無視して結構乗せてくれます。平均で30Gくらい。時々なんか事故って200くらい乗せてくれるので期待したいです。
ボーナス中は設定示唆もありますがそんなん関係なく、このボーナスをいかに気持ちいいタイミングで引けるか、そういう機種と考えると良いでしょう。
上手く引ければ結果はほら

現代に甦った純増3枚！ミリオンゴッドを超えるミリオンアーサーの力を見よ！

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と言ったところでいかがでしたでしょうかアーサー。
実際本当に数字だけ見るとどうしようもない、本当に苦痛で苦痛でしょうがなく感じますが時々なんやかんや勝てたりするのが不思議でしょうがないです。そしてなんとなく座ってしまいたくなるのも不思議。シンデレラブレイドの時もそうでしたが、周期ゲーム数が少ないのは座りやすいんですよね。やじきたの180Gよりも、G1ダービーの平均64Gよりもさらに短い40Gと言うのは魅力的です。
周期が短い分その結果は言わずもがなとなるのでそこを如何に楽しんで打てるか、この部分がミリオンアーサーの肝と言えましょう。ボーナスさえ引けばいいんだよ！

因みに、特化ゾーンやフリーズなんかは引けていないので、そこ引けるとまた楽しみ方が変わるのかもしれません。

先日ようやくこれ引けました(230ゲーム乗せ)。どことなくなんとか乙女のなんとか居士っぽく見えますね。好き。

ではまた。

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