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パチスロ攻略ライターの思考ルーチン

パチスロ攻略ライターの思考ルーチン

2018.12.18

パチスロが“壊れまくった”時期(2002年頃)

佐々木真 佐々木真   パチスロ攻略ライターの思考ルーチン

早いものでもう12月も中旬。最近は肌寒くもなってきましたが、ポカポカ陽気の日も多く、年の瀬という気がまだしておりません。って、そんなことはどうでもいいですね。

前にも書いたかもしれませんが、ちょうど今振り返っている2000年代は、12月に向けて11月か12月の早い週に目玉タイトルが登場することが多かったのです。


1999年:大花火(ユニバーサル)
2000年:ドンちゃん2(アルゼ)
2001年:サラリーマン金太郎(ロデオ)
2002年:アラジンS(サミー)・金太郎S(ロデオ)
2003年:北斗の拳(サミー)
2004年:カイジ(ロデオ)
2005年:アラジン2エボリューション(サミー)
2006年〜2009年:5号機移行で混沌
2010年:緑ドン-VIVA!情熱南米編-(エレコ)
2011年:赤ドン雅(エレコ)
2012年:秘宝伝—太陽を求める者達-(大都技研)
2013年:魔法少女まどか☆マギカ(メーシー)
2014年:全体的に微妙
2015年〜 規制の連続でそれどころではナシ


11月から12月に向けて発表される機種が多かったり、ビッグタイトルが出てくるのは、年末正月営業に向けて目玉機種が欲しいホールの思惑もあります。

この表を1999年から始めているのは、1998年以前の4号機が一部のマニアにしか定着していなかった時期が微妙だから(笑)  2006年から2009年にかけて、5号機がまだ盛り上がっていない時期、2015年以降は規制の連続などもそう。全体的に見て、良いとは言えない時期は年末に向けてのビッグタイトルがない傾向にありました。

また、年末商戦に向けてビッグタイトルを出してくるのは、その時期に勢いのあった大手ということも見てとれます。ホールとしても手を出さないわけにいきません。そこで新台購入費用が決まることもあり、そのほかの大手は時期をズラすなど販売計画を練り直すのでした。逆にそれを買えなかったところともう1機種で差別化を図りたいホール向けに、中小も多くの機種を出してきていたのも特徴的でした。

メーカーの決算期となる年度末の3月は、これ以上ズラしようがないので大渋滞を起こしますけどね。これはよくあること(笑)  そうではなく、ガシっと12月に目玉機種が出てくるのは、業界全体が平和なんだなと改めて思わされた次第です。

さてさて。前回は『スーパーリノXX』の導入に合わせて月曜日の更新となりました。今回はいつもの火曜日に戻って、振り返りを続けたいと思います。今回振り返るのは、日韓W杯で盛り上がりを見せた2002年あたりです。


 

 

☆『獣王』以降で、出玉のレベルが劇的に変化。

▲『コンチ4X』(アルゼ:2001年8月)『サンダーVII』(メーシー:2001年12月)


2001年1月の『獣王』で、やられたと思ったメーカーも多いことでしょう。2000年まで業界をリードしていたアルゼ系(旧ユニバーサル系)がその筆頭。

4時間もあれば万枚オーバーが可能というモンスターマシン『コンチ4X』を投入。ノーマル技術介入機のブームを作った『サンダーV』をもAT機にしてしまう、なりふり構わなさで追随します。ボーナス獲得枚数でATのチャンスゾーンのゲーム数が変化するなど、面白い部分もたくさんありましたが、そんなことに触れている余裕はございません(笑)

2002年7月に伝説の機種が登場することとなりました。それは後ほど。

 

▲『サラリーマン金太郎』(ロデオ:2001年12月)『アラジンA』(サミー:2002年2月)


『獣王』で爆裂AT機時代を切り拓いたサミーは、系列メーカーのロデオから時速5000枚をウリにした『サラリーマン金太郎』を発表。サミー本体からも『アラジンA』が。いずれも1GのみのボーナスだったSINを活用し、ベースを下げた分を出玉に上乗せする方式でした。プレミアムとしてどこまで続くかわからない“スーパーアラジンチャンス”が朝から止まらず6万5000枚なんて話も。

 

▲『神輿』(テクノコーシン:2002年1月)

大手だけではなく、中小メーカーも過激な市場への参戦を伺っていました。中でもトチ狂っていたのは、テクノコーシンの『神輿』。サブ基板のスイッチ1つで、設定に関係なく1万枚や2.5万枚吐き出すまでATが止まらない“開店基板”的な仕様を搭載。パチスロというよりも“どれだけコインの出る箱を作れるか?”という競争が始まったのでした。

そして、あのモンスターマシンが登場します。

 

▲『ミリオンゴッド』(ミズホ:2002年7月)


中段GOD揃いで5000枚(ストック飛ばされるので、実際は4400枚前後)  究極のAT機『ミリオンゴッド』です。もちろん、この時からGOD揃いは1/8192。GOD揃い以外でも、液晶の3桁数字が揃えば約500枚のGODゲームというのも変わりません。今でも単純明快さが人気のゲーム性。そして、人生を狂わすほどの出玉性能です。実際、多くの人生が狂うほどの中毒者を生み出し、大きな社会問題となりました。

ちょろっと専門的なことを書きますと。型式試験ではオール逆押しでリプレイも揃う代わりにAT抽選はナシ。市場では、ユーザーに順押しをさせることによってベースを極限まで削らせ、その分を出玉に乗せていました。リプレイも揃わないですからね。残り20枚を切ったら、次の1000円札をサンドに刺すくらいでないと効率的に打てませんでした(笑)


 

 

☆4号機の規制が始まったのも2002年から。

この方式を最初に持ち込んだのは、大都技研の『ガンガン』が先だったという話もありますが。それ以前にこんな状況が許され続けるはずがありません。同じく2002年7月に、日電協(パチスロメーカーの団体)から、自主規制が発表されました。これ以上ヤバい機種を作るのはヤメましょうということです。

冒頭で年末に販売された機種を並べましたが『アラジンS』と『サラリーマン金太郎S』は、行き過ぎた射幸性を抑えるためサブ基板の調整をしたもの。ただ『アラジンA』や『サラリーマン金太郎』がそのまま残っている状況で、わざわざ“S”を打つユーザーも、積極的に入れ替えるホールもありませんでした。そりゃ、そうだよね〜(棒)

この時に決まった自主規制に則って作られたものを4.5号機と呼ぶのは、いまの5.5号機などと変わりません。ただ、ちょっと変わっていまして。それ以前に作られた問題のない機種は従来通り4.0号機。ヤバいものは4.1号機と分類されました。後付けで小数点以下が変わるのは、長いパチスロ史でもこのときだけです。


 

 

☆ストック機の進化はもう少し先。

▲『島唄-30』(オリンピア:2001年11月)『キングパルサー』(山佐:2001年:11月)


初のシークレットストック機『スーパーリノ』は、設定変更で貯めていたストックが消えてしまう残念な仕様。またストックあり時のボーナス放出が早すぎたため、基本的には自家発電をしなければならないゲーム性でした。しかし、その問題点も直後に登場した『キングパルサー』であっさり解消されます。

設定変更時は、ボーナスを1つだけ消去して新たな放出ゲームを参照。これが割と早めのゲームが選択されやすいこともあり、朝イチの稼働にも貢献しました。比較的ボーナスを貯めやすく、常にストックのある状態を前提に遊技することが可能。“意図的な連チャン性があるノーマル”としての人気を博していくことになります。

また、平和・オリンピアは、ボーナス放出にモードの概念も持ち込みました。高いモードほどBIGが放出されて連チャンしやすい。REGばかりしか出て来ていない状態は、モードが上がっている可能性が高く、ヤメるにヤメられない。立ち回りの妙だけでなく、キュインと鳴るパトライトの魅力も重なり、こちらも中毒者を生み出すこととなります。

ただ、出玉は圧倒的にAT機のほうが上でした。ボーナスはメイン基板管理なので、どうしても制約があります。それに対し、サブ基板は何でもあり。ストック機では3万枚や5万枚を出すのは難しいのです。ストック機が全盛となるには、外的要因も必要でした。結果的にストック機で4号機が終わったので、何かしら起こったということですけどね。


 

 

☆ノーマル? なにそれ?

AT機にせよストック機にせよ、コインが大幅に増減する付加機能が是とされた2001年から2002年。そこまでの数年間を引っ張ってきた……いや、パチスロが法制化された1985年からの中心だったノーマル機が風前の灯となりました。

 

▲『タイムパーク』(山佐:2002年4月)『不二子2』(オリンピア:2002年5月)


告知系は、『ハイパージャグラー』(北電子:2002年4月)『スーパージャックポットV』(岡崎産業:2002年8月)やパイオニアのハイビスカス系もありましたが、技術介入・リーチ目タイプのノーマルでヒットしたのはこの2機種くらい。ほか、すっかり廃れていたCT機で『アステカレジェンド』(エレコ:2002年12月)が出たくらい。

荒いゲーム性が出てくるとそればかりになって、ノーマルが出てこなくなるのは今も昔も変わらないのです。この時期もそう、そしてノーマル好きはジャグラーに逃げます。ジャグラーが人気機種として確立されるのは、このような時期なのです。


 

 

☆業界全体がイケイケだった。

2002年8月28日〜29日。幕張メッセにて「パチンコ・パチスロ産業フェア2002」が開催されました。東京ゲームショーなどのパチンコ版と考えていただければOK。メーカーだけでなくドル箱の製造会社など周辺の業者などを合わせ、204社が参加。2日間の来場者は7万人を超えました。

ざっと覚えいる限り、メーカーで展示された機種もかなりのもの。2002年後半のパチスロシーンを支えるものが多くありました。覚えているところでは……


アリストクラート:『巨人の星』(ストック機)
オーイズミ:『リミアフラッシュ』(ノーマル)
オーイズミ:『スペックA』(ノーマル)
オーイズミ:『ディグダグ』(ART機)
北電子:『月光仮面』(ノーマル)
サミー:『猛獣王』(AT機)
大都技研:『シェイク』(ストック機)
タイヨー『デリバリビーンズ』(お蔵入り)
高砂電器産業:『必勝金閣寺物語』(ストック機)
テクノコーシン:『MSガンダム』(ART機)
ネット:『モグモグ風林火山』(ストック機)
平和・オリンピア:『すっとこ珍道中』
平和・オリンピア:『陸奥一番星』
山佐:『ザクザク千両箱』(ストック機)
ユニバ系:『イレグイ』(ノーマル機)
ロデオ:『クラブロデオ』(煽るだけでお披露目されず・怒)


ユニバ系は、既に導入されている機種も何機種か。別のホテルでホール関係者に『花火百景』を見せていたとか噂になっていましたが(笑……えない)。

パチンコも含め、それは大掛かりなものでした。各メーカーからのノベルティも豪華絢爛。私は仕事で行ったので2日間で10機種ほど調べなければなりませんでしたが、その合間を縫って集めただけで段ボール3箱分。会場にはヤマト運輸のブースもありましたとも(笑)

パチンコでは京楽の『CRジュラシックパーク』が大展開していまして、注目度は一番だったのかな。私はパチスロ専門なんで説明されてもわからないと言っているのに、営業部長さんが出てきて懇切丁寧に説明してくださいまして。メディア用のノベルティも内容が違っていました。普通はホール向けの方が豪華なんですけどね。目の前の人をファンにする姿勢。まだ、さほど京楽が売れていなかった時期でしたが、そこからの急成長には納得した想い出があります。

残念ながら産業フェアはこの2002年が最後となっています。2004年は5号機への以降問題で延期。2005年にも開催されることはありませんでした。未来の機種の展示など、ユーザーにも楽しみや興味を与えるものですし、ぜひとも似たようなものをやってくれたらな……と。今のご時世で開催したら、ネット民にフルボッコにされるんでしょうけど。縮小傾向でこじんまり座して死を待つのもどうかと思うのです。

さ〜て、ここから振り返りも業界縮小傾向になりますよ〜。とある1機種を除いて。


 

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佐々木真
代表作:パチスロ攻略ライターの思考ルーチン

裏モノ全盛期に“ギャンブル”としてパチスロを始めたが、技術介入機時代に最適手順を模索するなど“遊技”としての魅力にはまり、履歴書に大きな穴をあけてしまう。2000年よりパチスロ雑誌などで編集兼ライターの活動を開始。現在は、ほぼすべての機種の発表会や取材に参加。法律・規則などの知識をもとに、根幹システムの推測をライフワークとしている。

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