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安心してください！「ぱちスロサイコパス」はART初心者も歓迎です！

パチ7編集部【特集】ぱちスロサイコパス

皆様こんにちはこんばんは（編集長風）。パチ7編集部せせりくんと申します。

鬼くんが自身の実戦記事内で〝清々しいまでにシンプルな作り〟と評していた「ぱちスロ PSYCHO-PASS サイコパス（以下ぱちスロサイコパス）」。パチスロはジャグラーしか打たない僕でもちゃんと楽しめるのか、いやそもそもちゃんと打てるのか調べてきました！

きっかけは『パチ7編集部員たるもの、機種の選り好みをするな！』と、パチンコ嫌いの編集長から美しい放物線を描きそうなブーメランを投げられたためです（笑）。

サイズも趣向も正反対の2人

そもそも僕がART機が苦手な理由はこの2点です。
・システムが複雑そう。覚えるのが大変。
・出玉を得るまでが遠い。出玉も安定しない。

低確・高確・天国・モードテーブル……挙げたらまだまだ出ますが、こんな類いの言葉に体が拒否反応を起こします。いつヤメていいのか？いつ打ったらいいのか？なんて事をいちいち考えるのも面倒なんですよね。程度は違えど同じ考えの人って結構居ませんか？居ますよね？

ということで、パチ7ライターの大味さんにレクチャーを受けつつ、自分ができる範囲の設定推測をしながら打ってみました。僕なりにぱちスロサイコパスを打つ対策をまとめてみましたので、これから本機にチャレンジしてみようと思う方々は是非とも参考にしてみてください！もちろんガチの皆様にも耳寄り情報があるのでお見逃しなく！

①ART初心者でも分かるデータランプの見方
②誰でも簡単！ちょいユル設定推測
③せせり’sポイント

こちらの3点でお届けします！それではよろしくどうぞ！

①ART初心者でも分かるデータランプの見方

キレイな右肩上がりのスランプグラフを狙え

高設定っぽいグラフ

低設定っぽいグラフ

鬼くんの実戦記事にもあるように高設定のスランプグラフは安定して右上がりまたは大きく下がらないのが特徴。下降の一途を辿る事が多い低設定のグラフとはかなり明確な差が見てとれます。僕が打ち慣れたノーマルタイプに近い挙動なので違和感なかったですね。過去データを見ながら、上げ・据え置き狙いは僕でも簡単にできました！

面倒でもボーナススルー回数はチェックすべき
『設定に関係なく、打てば勝てるタイミングがある』なんて言われたら、そりゃ気になりますよね。ボーナススルー回数をチェックしておくとそういう台に出会える事があるわけです。

CZ天井条件	恩恵
通常時ART非突入のボーナス回数が連続11～14回目到達	ボーナス終了後 CZに突入
ART天井条件	恩恵
通常時ART非突入のボーナス回数が連続15回目到達	ボーナス終了後 ARTに突入

大げさな表で天井の条件を記しましたが、要するにARTを挟まないでボーナスを11〜14回引けば、そのボーナス後に必ずCZに入るという事です。そして、15回目のボーナス後はそのままARTに入るわけですね。さすがに約束されたCZ・ARTは逃したくないので、面倒でも空き台のスルー回数はしっかり数えたほうがいいでしょう。

当然、スルー回数が10回以上の台は迷わずキープしましょう。あと、ART終了後1発目のボーナスはCZ突入率が優遇されていますので、ART終了後に即ヤメされている台も狙い目ですね（詳細は後述）。

ちなみに前日のスルー回数を確認しておくとリセット確認もできるのですが、僕はここでギブアップ…。余裕のある人は宵越し天井のチェックをするのもありですが、僕みたいな物臭はスルー回数が10回以上かどうかだけでも確認するようにしましょう！

スルー回数はデータランプの「RB」の連続回数を数えるだけ！

BONUSはデータランプの「RB」でカウントされる事が多いみたいです。なので、データランプの「RB」の連続回数＝スルー回数という事になりますよね。このようにボーナス枚数（49枚）が表示されるタイプだとより分かりやすくていいですね。

②誰でも簡単！ちょいユル設定推測

台選びまでは自分でも問題なくできましたが、実戦しながらの設定推測が一番のハードルでしたね。今回大味先生に教わった押さえておくべき点はこの4点。

・弱チェリー確率
・強チャンス目＋同色BONUS出現率
・ART後1回目のボーナスのCZ突入抽選
・CZ中規定ポイント振り分け

ということで、こちらの各項目を僕なりに噛み砕いて説明していきたいと思います。それぞれの基準はユルめですが、やらないよりはやったほうが良いのは間違いありません。少なくとも低設定台の見切りには役立つはずです。なお、僕が感じたそれぞれの難度や効果もまとめていますので参考にしてみてください。

ではまずは当日の実戦結果からご覧下さい！

トータルデータ
総ゲーム数	4,204G 通常時：2,444G ART：1,370G
ボーナス出現率	45回（1/93.4）
ART 初当り回数	6回（1/407.3）
設定差のあるポイント
同色BONUS （強チャンス目重複）回数	青同色1回（1/4,204）
弱チェリー出現回数	43回（1/97.8）
CZ 規定ポイント振り分け	1pt：1回 2pt：- 3pt：- 4pt：2回 ※その他は不明
その他のポイント
CZ突入回数	8回 ※内6回成功

総投資	150枚
回収	1,741枚
収支	＋1591枚

実戦を終了した時点で弱チェリー確率は設定1を大きく下回る結果に。その他の要素が設定1以上の数値だったのと、差枚もプラスだったことから設定1はないかなと予想しましたが、大味先生は『4000G回してこの弱チェリー確率なら設定1しかない』とのこと。一番多くサンプルが採れている要素で判断するべきという事ですね。

では、各設定推測項目についてまとめていきます。こちらの実戦結果を参照しながら読み進めていってもらえればと思います。

弱チェリー確率
2000G以上まわして、確率が上・下どちらかに飛び抜けたら判断材料に！

設定	弱チェリー確率
1	1/72.98
6	1/57.59

設定差はこれくらいなので、1/65くらいが示されても判断しづらいですよね。ということで、1/100以下だったり、1/50以上だったりと飛び抜けた数値になった時はそれを信じてヤメたりツッパったりしましょう。冒頭で挙げた4項目内では一番サンプル数が採れる要素なので、まずはここを基準に考えるのが良いそうです。

▶︎難度：★☆☆☆☆
▶︎効果：★★★★☆

ここで知っておいて頂きたいのが「ぱちログ」の存在。全小役をカウント&遊技中はいつでも確率を確認できますので必ず登録しましょう（設定方法は筐体メニュー画面で確認）。目押しミスすらもカバーしてくれる優れものです！

強チャンス目＋同色BONUS出現率
同色BONUSは3回以上確認できたらサンプルとして数えよう。それ以外は無視してOK！

設定	強チャンス目＋同色BONUS確率
1	1/16384.0
6	1/1820.4

設定差があるのは強チャンス目からの当選のみで、他レア役からの当選は設定差がありません。非常に大きな設定差がありますが、分母が大きいためサンプルを数多く採れません。〝同色ボーナスが出ないから悪い台かも〟と考える必要はなく、〝同色ボーナスがたくさん出るから良い台かも〟という考えでよさそうです。

▶︎難度：★★★☆☆
▶︎効果：★★★★☆

効果に関しては上述したとおり、サンプルを多く採れれば強力な要素となりますね。チャンス目の度に強弱を判別するのには最初苦労しましたけど、慣れてしまえば問題ないですね。なお、そのチャンス目（強or弱）の判断方法は後述していますので見てみてください！

ART後1回目のボーナスのCZ抽選
ART後1回目のボーナスが1/2以上でCZに突入していれば高設定に期待！

設定	ボーナス 1回目	ボーナス 2〜10回目までの偶数回	ボーナス 3〜9回目までの奇数回
1	35.2%	3.9%	14.5%
2	37.1%	18.4%	3.9%
3	41.0%	6.3%	19.9%
4	44.9%	23.8%	6.3%
5	48.8%	10.2%	37.1%
6	52.7%	46.9%	18.0%

全設定でART後1回目のBONUSのCZ突入率が高くなっています。高設定ほどCZに入りやすいのですが、設定1でも1/3以上で入りますので、ヤメ時を考えていてもART後1回目のボーナスまでは打っておきたいですね。ちなみに設定6は、ART後の偶数回のボーナスでも約1/2でCZに入ります。設定6だけは別格仕様なので分かりやすそうですね。

▶︎難度：★★★★☆
▶︎効果：★★★☆☆

高確状態でボーナスに当選すると57.4%でCZへ突入するので、上記の抽選に当選したのかどうか判別が難しいです。というか、僕では判断できませんでした。正確性を求めるならボーナス当選時の状態も気にしないといけませんが、単にART終了後1回目のボーナスの突入率を確認するだけでも効果はあります。3回引いて1回も入らないなんて場合はちょっと危険な香りがしますね。

CZ中規定ポイント振り分け
執行チャレンジを、リプレイorベル1回でクリアしたら高設定の可能性アップ！

執行チャレンジのクリア規定ポイント
設定	1pt	2pt	3pt	4pt
1	3.1%	7.8%	15.6%	73.4%
6	12.5%	23.4%	31.3%	32.8%

執行チャレンジのクリア条件は、CZの10G間で小役を引いて規定ポイントに達すること。最大4pt獲得できればクリアとなりARTに突入するわけです。そして上記の表の通り、この規定ポイントの振り分けに大きな設定差が存在するんですね。小役別の獲得ポイントは以下の通り。

・リプレイ・ベル：1pt
・チェリー・スイカ・チャンス目：2pt
・ボーナス：4pt

▶︎難度：★★★★☆
▶︎効果：★★★☆☆

1or2ptでクリアする事が多ければ高設定の可能性が高まります。しかし小役をうまく引くことが大切で、いきなりボーナスを引いてしまったり、リプレイ（1pt）の後にチャンス役（2pt）を引いてクリアしてしまったりすると、規定ポイントが何ptだったのか分からなくなってしまうのでサンプル集めがちょっと大変。そしてこちらも1,2回のサンプル数で判断しないように気を付けましょう。5回くらいのサンプルは欲しいところですね。

と、細かく調べようとするとハードルが高いのですが、要は高設定ほど執行チャレンジが成功しやすいという話です。極端に成功回数が少ない場合などは低設定の可能性も意識したほうがいいかもしれませんね。

以上の4項目、『一番多くサンプルが取れている要素で判断するべき』という視点でいえば、上から順に優先すれば良さそうですね。
※各項目の詳細数値を知りたい人は機種ページからご確認ください！

ということで、とりあえず慣れるまでは弱チェリーと同色ボーナスの確率を設定推測のベースに、慣れてきたらCZ突入率と成功率も併せて見ていくと精度も上がってくるのではないでしょうか！

ちなみに僕も実戦前は不安でしたが、これくらいユルめなら僕でも問題なくすべて見渡せましたし、なんとなく低設定かなという判断もできました。何も考えずに打ってたら、せっかくヒキで作った出玉を全部溶かしてるところでした（笑）。やって損はないし、そこまでの手間じゃないので、まずは苦手意識をなくすためにもやってみる事が大事だと思いますよ！

どうしてもART機への苦手意識が拭い切れないという人たちのために、次項では今回の実戦を通して僕がぱちスロサイコパスを見直した点などをまとめてみました。あらためて僕は本当に食わず嫌いだったんだなと感じています（笑）。あ！あとチャンス目（強or弱）の見極め方も書いてますので是非とも最後まで！

③せせり’sポイント

◎ボーナス枚数が少なくても気にならない
普段ノーマル機しか打たないのでボーナス獲得枚数が少ないのは不安でしたが、ボーナスが軽いのでそこまで気にならなかったです。ボーナスが出玉を増やすメイン契機ではないと理解できれば大きなストレスにはなりませんでした。むしろ数多くのチャンスがやってくるので飽き防止になりましたね。

◎ART準備中はむしろ長いほうがテンション上がる
ART突入前の準備中が長いのでその間に結構出玉が削られます。この不満は多くの人から聞かれますよね。僕も確かに少しはイライラしましたけど、それよりもとにかくBONUSをたくさん引いてドミネーターアタックに入れたかったので、ボーナス抽選ゲーム数が増える事のほうが嬉しかったです。結構ガチで思ってます（笑）。

◎チャンス目の見極め方
本機は強チャンス目・弱チャンス目の停止出目がまったく同じになります（ハズレの場合も）。チャンス目の場合は音とフラッシュでお知らせしてくれるのですが、音はちょっと聞き取りづらかったですね。なのでフラッシュだけで判断する必要があったわけですが、僕が見ていたのは「光が流れるタイプのフラッシュかどうか」です。

《弱チャンス目》

上から下に波打つようなフラッシュ

《強チャンス目》

波打たずに全図柄が点滅

慣れないと分かりづらいかもしれませんが、しっかりとリールを見れば上記の光り方で判別できます。マスターできれば強チャンス目が来たときにかなりドキドキできますよ！

以上、ART初心者によるART初心者のための「ぱちスロサイコパス」実戦記事でした。

繰り返しになりますが、設定推測のポイントを絞れば、僕みたいなART初心者でも設定推測をしながら楽しむ事ができました。今後はもう少し複雑なART機にもチャレンジしてみようと思っているところです。

各個人で趣味趣向の違いはあるはずなので万人がそうだとは思いませんが、それでもかなり多くの人が僕と同じような理由で食わず嫌いをしていると思います。騙されたと思って、是非とも一度打ってみて欲しいですね。

では近いうちにホールのぱちスロサイコパスコーナーでお会いしましょう！