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ゆる調~パチ7ゆるゆる調査隊~

ゆる調~パチ7ゆるゆる調査隊~

2016.12.16

熊本県人ないお氏と天草ヤスヲ氏に付いて行った茨城県人が考えたこと:後編

パチ7編集長 パチ7編集長   ゆる調~パチ7ゆるゆる調査隊~


前編からご覧になることをおすすめ致します
 

 

『熊本地震』を振り返ってみる。

パチンコホールさんの話の前に、今一度『熊本地震』について少し振り返ってみましょう。

熊本地震の大きな特徴は『震度7の地震が2回発生した』ことです。1回目は2016年4月14日21時頃に発生。2回目は2016年4月16日1時(深夜)頃に発生。2回目の地震の方がマグニチュード7と規模が大きく、マグニチュード6.5以上の地震の後に更に大きな地震が発生したのは、地震観測史上初なんだそうです。

ちなみに気象庁が設定している震度階級で最も大きいものが震度7となっています。その最大級の地震が2回も発生した、ということです。

この2回目の地震が被害を大きなものとしたようです。熊本の方にお話を聞いてみると「1回目はまぁ大丈夫だろうと思ったが、2回目は全てを諦めた」と仰っていたように、同じ震度7でも大きな差があったとのこと。

実際に建物の崩壊や天井崩落も2回目の地震での発生件数が多いようで、2回目の地震の方が本震となっています。

まぁここで素人の私が詳しく触れてもあまり意味はありませんので、詳しく知りたい方はご自身で検索してみてください。朝日新聞デジタルさんの熊本地震特集は、色んな技術で震災直後と現在の比較が見れたりするので、興味がある方は是非ご覧になってください。

 

ホールが受けた被害。

全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連)というパチンコホールの組合さんの発表を参照させて頂きました。

【被災ホール数】
ホール数 148
被災ホール数 91
被災割合 61.5%

ご覧の通り60%以上のホールがなんらかの被害を受けたという状況です。……凄い数ですね。ホール数が前編で記載した数と異なりますが、上表の数字は全日遊連という組合に加盟しているホールの数になりますので、非加盟ホールはカウントされていません。
 

【営業再開までの日数】
  ホール数 割合
5日以内 44 48.4%
14日以内 22 24.2%
30日以内 2 2.2%
未定 23 25.3%
合計 91 100.0%

5日以内で営業再開出来たホールも多いですが、『未定』も多い。この未定というのは、いわゆる被害が大きすぎて、再開の目処が立たないということ。これが25%にも及ぶわけです。
 

【被害の内訳】
  ホール数
天井崩落 12
島設備倒壊 13
外壁崩落・柱亀裂 14
スプリンクラーによる浸水 3
駐車場亀裂・陥没 5

被害状況のホール件数は重複があります。字で書くと迫力といいますか、実感が湧かないのですが『天井崩落』なんて、かなり大きな被害ですからね。建物自体の立て直しが必要になるケースも多いかと思います。
 

 

被災した『まるみつ』さんに話を聞いた

まるみつ東バイパス店


今回お話を聞かせて頂けたのは『まるみつ東バイパス店のO氏』。

熊本にはまるみつさんは2店舗存在したんです。東バイパス店さんは営業再開が出来ておりますが、もう一店舗『まるみつ浜線』さんは天井崩落によって、店舗を取り壊さざるを得ず、取材時には更地になっている状況。

実はまるみつ東バイパス店で震災当時働いていたスタッフさんは異動により、O氏と主任さんしか残っていないという状況だったのですが、そのO氏にお話を伺ったわけです。

もちろんO氏自身も被災しているんですが、とにかく明るい方なんですよ。話している内容はかなり重い内容なんですが、O氏の雰囲気に助けられた部分が多かった…。
 

快く取材に応じて頂いたO氏


●震災当日について

当日(4/14)は早番だったので自宅で被災したカタチです。家族も無事でしたし、家にも大きな被害はありません。ただ、西原村(2回目の地震で震度7を記録)に暮らす母の家は半壊しました。幸い怪我もなかったんですが、隣の家は全壊していましたし、私が母の家に着いた時、母は倒れ掛かっているタンスとタンスの間でなぜか正座して、微動だにしていませんでした…。

母は仮設住宅に住むことになったんですが、わずか2日で姉の家に引っ越すことになりました。年寄りにはやはり仮設住宅暮らしは過酷だったみたいですね。家を建て直すお金なんてあるわけ無いですしね。

ちなみに私、熊本地震の5日前に東バイパス店に異動したばかりだったので、あれ? 私がヘンなもの持ってきちゃったかな、なんて思いました(笑)


●2回目の地震(後に本震)

これはあの地震を体験した人は分かると思うんですが、やっぱり2回目の地震なんですよ。1回目と同じ震度7とは言え、全くモノが違いました。ヘンな言い方ですが、地面が割れる、という感覚です。あぁ、もうこれはダメだって全て諦めましたから。

ウチのお店もそうですが、1回目の地震ではそこまで大きなダメージはなかったんですよ。実際、1回目の地震の翌日は店休にして、散乱したものなどを片付けて、その翌日には営業を再開しようとしていましたからね。……ところがその深夜1時ころに2回目の地震ですから。これで当店も営業再開まで1ヶ月半を要するほどの大きなダメージを受けたわけです。


●店舗の被災状況

幸いケガ人は出ませんでした。でもですね、コインと玉の補給塔が派手に壊れたんですよ。そうなると、どうなると思います? 私も防犯カメラで確認したんですが、玉とメダルが宙を舞うんです。まさに玉メダル乱舞です(笑) さらに驚くのはそんな中でも遊技を続けるお客様がいらっしゃったことです。なかなかの根性ですよね。多分ST中だったんでしょう。

あとですね、1回目の地震の時はもちろん営業時間内だったので、30名ほどのお客さんが遊技していらっしゃいました。地震がおさまった後、ウチのスタッフが拡声器を使ってお客様を外に誘導したんですが、そんな中でも景品交換しようとするお客様も数名いらっしゃいました。パチンコユーザーは強いですね(笑)

身内贔屓になっちゃうかもしれませんが、あの大きな地震で取り乱すこと無く、お客様を避難させてウチのスタッフの行動は誇らしく思いますよ。

まぁでもさっきも言いましたが、やはり2回目の地震です。この地震で一部の天井が壊れました。コイン洗浄機が倒壊したり、壁や柱に大きな損害が出ました。深夜だったので、営業中ではなかったのが唯一の救いです。これが営業中だったらと思うと、ゾッとします。 ああ、そうだ。ガッチリ固定されていた自販機が全部動いていたり、倒れていたりしたのも印象に残っていますよ。

ちなみに浜線のお店はこの2回目の地震で完全に天井が崩落して、店舗の取り壊しを余儀なくされたんですよ。


●出玉の補償

ウチはパーソナルシステムだったので、割りと正確に当日の出玉状況を把握出来たので、ほぼ補償させて頂きましたね。会員カードを差して遊技しているお客様はほぼ正確に補償が出来るので、ラクですね。浜線の方は店舗取り壊しでしたので、貯玉の方ももちろん補償対応しています。


●被災後の動き

これはウチだけではなく、周りのホールさんもですが、駐車場を避難場所として提供したり、ボランティアの方の活動拠点として提供したり。ダイナムさんなんかは仮設トイレも提供していましたね。あとは景品、水とか食料ですね。これも避難している方に提供させて頂きました。

駐車場で思い出した! ウチの横の駐車場ありますよね? これ、マンションだったんですよ。このマンションの低階層部分が地震で潰れちゃったんですよ。しばらくそのままだったんですが、やっと撤去作業が完了して、ウチが駐車場として使わせてもらっているんです。しばらくウチの店は潰れたマンションとこのパチンコ屋って言われたりしてました。ちょっとヘンな言い方ですが、ある種のシンボルマークみたいな感じだったんですね。

 

バイパスに面したこの駐車場が元マンション…


●営業再開

結局1ヶ月半くらいかかりましたね。それでもウチは県外に本社があるので、まだよかったですよ。色んな支援を受けられましたし。熊本メインの中小ホールさんは本当にきつかったと思います。

批判ですか? ウチではありませんでしたね。早くオープンして欲しいという声も多かったですし、TVCMの自粛はありましたが、パチンコに対する自粛ムードはなかったんじゃないでしょうか。


●変化

年2回の避難訓練に対する熱の入れようが大きく変わりましたね(笑) みんな真剣です。あ、あとですね、お客様の変化としては、震度3くらいの地震があると、遊技を止めて帰られるお客様が必ず数十名いらっしゃるということですね。


明るくお話を頂けましたが、やはり地震に敏感になった方が多いんですね。東日本大震災の際にあったパチンコホールに対する風当たりの強さもほとんどなかったというのも印象的。地域性もあるのかもしれませんが、電気供給の問題が大きかったんだなぁと。

出玉の補償はホールによって対応が異なってくる部分ですが、少なくとも大きな地震が来た際はスグに避難をするようにしましょうね。ケガなんかしたら元も子もないですから。天井が崩落する、ということが実際に起きています。その時にパチンコパチスロを打っていたら……。
 

 

被災地を見てみる

震度7の地震が2回発生した益城町

倒壊している家屋

取り壊されている家屋

普通の町並みに突如傾いた家が現れる

崩落した阿蘇大橋に向かってみるが…

通行止めでUターン

飛行機の時間もあったので、バタバタと…。震災から半年以上経っているので、さすがに復興が進んではいましたが、まだまだ倒壊した家屋がそのままだったり、屋根にブルーシートが被さっている家屋があったりという光景は至る所で確認できます。
 

黄色は注意

赤は立ち入り禁止


被災地を歩いていると、画像のような黄色い紙、赤い紙を見掛けます。この紙はその建造物に対する注意を促すものなので、みだりに近づかないようにしましょうね。
 

被害の大きかった健軍商店街

アーケードはまだ修復中

もしかしたら熊本で一番有名?

パチスロつる


はい。すみません。完全に趣味です。取材ではありません。でも、熊本に行った以上はある種の聖地「パチスロつる」に行かないのもスロッターとして失格です。実際、昨日のイベントに来ていた方も2組ほど来ていたみたいです(笑)
 


パチスロつるって何? という方も上記画像を見ればなんとなく分かりますよね。とても尖ったお店です。かつとても努力しているお店ですね。まぁラインナップが凄い。初代エヴァや国際サラリーマンとおるくんといったKPEの黒歴史としか思えない貴重な機種が打てます。

時間がなかったので打つことは出来ませんでしたが、熊本に来た際はぜひともパチスロつるに行くべきです。下通りから路面電車で行けますよ。
 

 

『熊本人』を好きになる

「熊本の『人』が素晴らしい」

私が知る熊本県人はないお氏と天草氏。この2人の共通点は多いと勝手に思っているのですが、その最たるものが『表裏がない』という点と『もてなす心が旺盛』という点なんですね。個人的な観測ですよ。

格好悪い事を、卑怯な事を憎むというか嫌うところも共通点かな。これは格好つけているとかスカしてるとかではないですよ。自分のなかで芯が通っているというヤツですね。

まぁでもお二人ともちょっと特殊な職業ですからね、県民性なんてことは意識したことなかったんです。……これがね、県民性なんですよ。もちろん県民性ですからね、全員ではないですよ。

まずサトシーニョさんがそう。そして参加者の皆さんもそう。かやのきのご主人もBarのマスターも。

「こういう人とは永い付き合いをしたいなぁ」と思わせる人達なんです。持ち上げすぎかもしれませんが、多分に卑怯な心を小狡い心を持つ私から見るとそうなんです(笑) やや眩しいんです。

メシも美味い、都会、そして今回は時間が取れませんでしたが、阿蘇という大自然、温泉。熊本の見どころはたくさんあると思いますが、私は今回の熊本取材で魅力に感じたのはやはり『人』。私は以前まで全国各地を飛び回ることが多かったのですが、ここまで県民性を感じたのは初めて。熊本出身というだけで無条件で信頼しそうで怖いくらい(笑)

熊本に行った際は是非とも人と接してみることをオススメします。天草氏のご友人のお店「かやのき」 や2次会会場の「Food&Bar Rough」さんでお店の方に「ないおさんと天草さんの記事を見てきました」って言えば、恐らくとても温かく接してくれますよ。

そうでなくとも飲み屋で話しかけてみたり、それこそキャバクラでもいいと思いますよ。積極的に話しかけてみることをおすすめします。……トラブルが起きても責任は取れませんが(笑)

……でも、あれ、そういえば、うちのカモ原も熊本出身なんですが、頑固なのはそうなのですが、あまり永く付き合いたいと思わせてくれないのはなぜでしょうかねぇ。


さて、熊本の人については簡単に書けましたね。お次は彼らの試みについてです。

まぁまずその行動力には感服です。今回ほぼ全ての費用をないお氏と天草氏で負担しているのですが、結構な額(恐らく50万円いかないくらい?)になりますし、2人共忙しい身。さらに自己満足の行動とも批判の対象にも成り得る企画ですからね。そんな中、やりたいと思ったことをやりきる行動力は見習いたい。極端に言うと「やらなくても」誰にも何も言われませんからね。そこをやりきる。

企画の内容は具体な目的目標がなかったり、フワッとした部分はありますが、少なくとも参加者の皆さんは心から楽しんでいたと思いますし、私に熊本の良さを具体的に示してくれました。これが広まる力が出てくれば、もっともっと意義のあるものになると思いますが、まぁお二人とも堅苦しいのはあんまり好きじゃないでしょうし。まずはこれでいいんだと思います。これくらいの方が参加もしやすいですしね。

支援という側面では弱い企画だったかもしれませんが、立案段階で知ることが出来たジモコロさんの企画も含めて「こういう支援の仕方もあって良い」ということに、確信が持てる部分が間違いなくありました。やはり「動く」ということは偉大なことです。そして「動く」ということは学ぶということを改めて感じることが出来ました。彼らにはぜひとも第2回目の実施を期待しましょう。……その時は私も運営側で頑張ろう、そうしよう。
 

 

ないお氏と天草ヤスヲ氏

最後にお二人からお聞きした話を少し紹介させて頂いて、締めさせて頂きたいと思います。

なぜこの企画をやろうと思ったのか? 実際にやってみてどうだったのか? などを聞いてました。天草氏からは非常に誠実なお答えを頂けたのですが、面白いのはないお氏からある種期待通りのトリッキーなお答えを頂戴できたこと。

「熊本を好きになりたくて、この企画を実施した」

良い悪いは横に置きましょう。トリッキーですよね。結局彼のクチからは支援というような言葉は出てこなかったと記憶しております。それにしても「熊本を好きになりたい」という言葉。なんじゃそりゃとも思いますが、同時に考えさせる力を持った言葉です。

はて、私は生まれ故郷の茨城を愛しているだろうか? いや、そもそも土地というものに愛着を持ったことがあるだろうか? もし故郷に何かがあった際に、動機は問わず、彼らのように動けるだろうか?

…恐らく私は動けません。いや、これではあまりにも私がミジメですね。正確に言いますと自らが率先しては動けません。

故郷を愛することは意外と難しい。まずは想うことくらいでいいと思います。故郷を想う心、感情があると、もしかすると他県で何かあった際にも「自分事化」出来るようになるのでは? もしこれが故郷であったことならば? ないお氏が発した「熊本を好きになりたい」という言葉は、ひとまずここまで私の思考を進ませました。

東京に帰ってから、無駄に家族に電話してみたり、久しぶりに地元の仲間と飲みに行ったり(笑) 私の行動なんかかわいいもんですね。ともあれ故郷に関して考える機会を頂けたわけです。思いもよらなかった貴重な時間です。

前編でも少し触れましたが、東日本大震災の被災地をみた時には、あまりの衝撃に具体的な支援活動を行うようになりました。敢えて言えばこれは「被災地を見た」という外的要因に拠るもの。今回の取材で生じたものは内的なものです。自ら行動出来るようになれるかもしれない。……まさか今回の取材でこんなことを考えることになるとは(笑)

支援のカタチは色々とあるということ、熊本の素晴らしさ、動くことの大切さ、故郷を想うことはもしかすると重要なことなんじゃないか。そんなことを得ることが出来た取材でした。熊本で我々を迎えてくれた参加者さんにはまた別の想いもあるかと思いますが、酔っ払っちゃってあんまり話し聞いてなかったなぁ(笑)

 

 

最後にいくつかご案内

天草ヤスヲ氏の義援金活動

天草ヤスヲ氏は義援金活動を行っていたりと、より積極的な支援活動を行われています。現在もクラウドファンディングを活用した支援活動に参加されていたりしますので、是非ご覧になってみてください。

※避難所で安否確認ができる「命をつなぐwebシステム」を熊本から全国へ(●゚(エ)゚●)
※2016年12月25日まで
 

避難所で安否確認ができる「命をつなぐwebシステム」を熊本から全国へ(●゚(エ)゚●)


本当はかなりお得に九州まで行ける「ふっこう割」のご案内をして、キレイに記事をまとめようと考えていたのですが、2016年12月28日で販売終了になってしまうようです。詳しくはふっこう割案内サイトでご確認ください!

 

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代表作:ゆる調

パチ7の編集長やっています。1978年生まれ。嫁と息子一人ずつ。スロ歴18年パチは苦手。歴代好きな機種は「花火、ホロQ、キュロゴス、初代ルパン」など。どうぞよろしくお願いします。

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